特許
J-GLOBAL ID:200903060608098745
横緩和最適化分光法(TROSY)
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-315399
公開番号(公開出願番号):特開平11-242074
出願日: 1998年10月19日
公開日(公表日): 1999年09月07日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 横緩和速度をかなり低減可能な新規なアプローチである「横緩和最適化分光法」(TROSY)を導入することにより、より大きい分子(7)の溶液NMRに対する重要な障害を克服する。【解決手段】異種核スピン系であって、スピン系は、均一な磁場B0におかれ、一連の無線周波数(rf)パルスの照射を受ける方法は、スピン系が、互いに結合されている少なくとも2種類のスピン1/2核I及びSから成り、それにより、一連のrfパルスは、横緩和(T2)により観察されたスペクトル中で広がる線がスピンの双極子-双極子(DD)カップリングと化学シフト異方性(CSA)の交差相関のため大幅に低減し、スピン系の個別の多重線成分の異なる緩和速度を生じるように選択され、また、2つの異なるメカニズムの緩和効果が大きく互いにうち消し合うように選択される。
請求項(抜粋):
異種核スピン系であって、特に、大きい分子、とりわけ溶液中の生物学的巨大分子からなる異種核スピン系の核磁気共鳴(NMR)相関スペクトルを得る方法であって、前記スピン系は、均一な磁場B0におかれ、一連の無線周波数(rf)パルスの照射を受ける方法において、前記スピン系は、互いに結合されている少なくとも2種類のスピン1/2核I及びSから成り、それにより、前記一連のrfパルスは、観察されたスペクトル中で横緩和(T2)によって線の広がりが前記スピンの双極子-双極子(DD)カップリングと化学シフト異方性(CSA)との交差相関のため大幅に低減し、前記スピン系の個別の多重線成分の異なる緩和速度を生じるように選択され、また、前記2つの異なるメカニズムの緩和効果が大きく互いにうち消し合うように選択されることを特徴とする方法。
IPC (2件):
FI (2件):
G01N 24/08 510 Q
, G01N 24/08 510 D
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