特許
J-GLOBAL ID:200903060608451160

パワーステアリングシステムの中点電位調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 勇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-122008
公開番号(公開出願番号):特開2001-304983
出願日: 2000年04月24日
公開日(公表日): 2001年10月31日
要約:
【要約】【課題】 操舵力検出用トルクセンサから出力される中点電位とパワーステアリングコントローラが認識する中点電位の値とを厳密に一致させることのできる中点電位調整方法を提供すること。【解決手段】 操舵力検出用トルクセンサ1を自動車の操舵力伝達経路上に組み付けてパワーステアリングコントローラ28と接続し、ステアリング・ハンドル18に作用する外力を取り除いた状態で中点電位調整回路13から出力されるトルク検出信号Tsがパワーステアリングコントローラ28によって中点電位として認識される電位Cとなるように中点電位調整回路13を調整する。操舵力検出用トルクセンサ1の組み付けやパワーステアリングコントローラ28との接続を終えた状態で中点電位を調整するようにしたので、組み付けに伴う外力の作用に起因する中点電位のズレや電気的な接続経路で生じる電圧降下等の外乱を確実に吸収して、実際に自動車が使用される状況と略同等の条件で操舵力検出用トルクセンサ1の中点電位を精密に調整することができる。
請求項(抜粋):
ステアリング・ハンドルに作用する操舵力を検出するトルク検出回路からの電気信号の中点電位を調整してトルク検出信号として出力する中点電位調整回路を備えた操舵力検出用トルクセンサと、前記操舵力検出用トルクセンサからのトルク検出信号に基づいて補助操舵装置の駆動トルクをフィードバック制御すると共に前記操舵力検出用トルクセンサに駆動電力を供給するパワーステアリングコントローラとによって構成されるパワーステアリングシステムの中点電位調整方法であって、前記操舵力検出用トルクセンサを自動車の操舵力伝達経路上に組み付けて前記パワーステアリングコントローラと接続した後、前記ステアリング・ハンドルに作用する外力を取り除いた状態で、前記中点電位調整回路から出力されるトルク検出信号が前記パワーステアリングコントローラが中点電位として認識する電位となるように前記中点電位調整回路を調整することを特徴としたパワーステアリングシステムの中点電位調整方法。
IPC (5件):
G01L 3/10 ,  B62D 5/04 ,  B62D 6/00 ,  G01L 5/22 ,  B62D119:00
FI (5件):
G01L 3/10 A ,  B62D 5/04 ,  B62D 6/00 ,  G01L 5/22 ,  B62D119:00
Fターム (14件):
2F051AA01 ,  2F051AB05 ,  2F051BA03 ,  3D032DA15 ,  3D032DA19 ,  3D032DA73 ,  3D032EA01 ,  3D032EB08 ,  3D032EC28 ,  3D032GG01 ,  3D033CA02 ,  3D033CA04 ,  3D033CA24 ,  3D033CA28

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