特許
J-GLOBAL ID:200903060616288243

二酸化炭素回収システムおよび二酸化炭素回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-170517
公開番号(公開出願番号):特開2006-342032
出願日: 2005年06月10日
公開日(公表日): 2006年12月21日
要約:
【課題】スチームの代わりに、低温の排ガスを用いて吸収液を加熱することで、吸収液の再生、吸収液からの二酸化炭素の分離などが可能であり、省エネルギ化を図ることができる二酸化炭素回収システムおよび二酸化炭素回収方法を提供することを目的とする。【解決手段】吸収塔100に吸収液を還流させ、二酸化炭素を吸収する吸収液還流経路と、再生塔110に吸収液を還流させ、二酸化炭素を放出させて吸収液を再生する吸収液還流経路とを別個に独立して設け、いずれかの吸収液還流経路介在可能な複数の分割槽130a、130b、130cと、排ガス103によって熱回収装置180を介して加熱された熱媒体181を循環させて、分割層130a、130b、130c内の吸収液を加熱可能な熱媒体還流ライン182とを備え、排熱を有効に利用して、吸収液の再生が可能であり、熱効率を向上させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
排ガス導入口、吸収用吸収液導入口、残り排ガス排出口および吸収液排出口を備え、前記排ガス導入口から導入された排ガスと前記吸収用吸収液導入口から導入された吸収液とを気液接触させて前記吸収液に前記排ガス中の二酸化炭素を吸収させる吸収装置と、 再生用吸収液導入口、再生吸収液排出口および二酸化炭素取出口を備え、前記二酸化炭素を吸収した吸収液から二酸化炭素を放出させて前記吸収液を再生する再生装置と、 前記吸収装置の吸収液排出口から排出される吸収液を前記吸収用吸収液導入口に還流させる第1の吸収液還流ラインと、 前記再生装置の再生吸収液排出口から排出される吸収液を前記再生用吸収液導入口に還流させる第2の吸収液還流ラインと、 前記第1の吸収液還流ラインおよび前記第2の吸収液還流ラインのいずれかに、吸収液の還流ラインを切り替えることで介在可能な複数の分割槽から構成される貯留槽と、 前記排ガスからの熱を熱媒体へ伝達する熱回収装置を介在し、前記熱媒体を循環させて前記各分割層内の吸収液を加熱可能な熱媒体還流ラインと を具備することを特徴とする二酸化炭素回収システム。
IPC (2件):
C01B 31/20 ,  B01D 53/62
FI (2件):
C01B31/20 Z ,  B01D53/34 135Z
Fターム (19件):
4D002AA02 ,  4D002AA09 ,  4D002AC04 ,  4D002BA02 ,  4D002CA07 ,  4D002DA02 ,  4D002DA03 ,  4D002DA16 ,  4D002DA32 ,  4D002EA08 ,  4D002EA13 ,  4D002FA01 ,  4D002HA08 ,  4G146JA02 ,  4G146JC18 ,  4G146JC22 ,  4G146JC28 ,  4G146JC33 ,  4G146JC35
引用特許:
出願人引用 (1件)

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