特許
J-GLOBAL ID:200903060630235772

キャンドモータのキャン形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 昌久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-081445
公開番号(公開出願番号):特開平6-276713
出願日: 1993年03月16日
公開日(公表日): 1994年09月30日
要約:
【要約】【目的】 固定子鉄心の内周面とキャンを構成する弗素樹脂性ライニングの外周面との密着を円滑に行い得るキャンドモータのキャン形成方法を提供する事を目的とする。【構成】 固定子鉄心の内周及び必要に応じて補強筒の内周に下地処理を施し、一方弗素樹脂ライニングを予め両端に鍔のある鼓状に収縮成形させた状態で補強筒の内周面とともに固定子鉄心内周面にはめ込んだ後、該ライニングを介して固定子鉄心内周側に加熱用励磁線輪を設置し、前記鉄心側を高周波誘導加熱を印加しつつ、必要に応じてライニング内周側に熱風その他の熱促進媒体を印加しながら加熱と同時にライニングの内部より外方への押圧力を印加し、前記樹脂ライニングの原型復帰の膨張とにより、前記鉄心内周面に密着一体化させることを特徴とした。
請求項(抜粋):
固定子鉄心内周面とほぼ同一の内径を有する一対の補強筒を前記固定子鉄心の軸方向両側に配設固定し、該鉄心と補強筒の内周面にキャンとして機能する樹脂体を配設してなるキャンドモータのキャン形成方法において略円筒状若しくは必要に応じて両端に鍔を設けた円筒状の弗素樹脂製ライニングを予めキャンとして成形させておき、該ライニングを補強筒の内周面とともに固定子鉄心内周面にはめ込み、固定子鉄心内周面の表皮のみを加熱させながら、前記樹脂ライニングを加熱軟化させるとともに、該ライニングの内周面側より流体若しくは固体からなる押圧力を印加させ、該ライニングを、少なくとも前記固定子鉄心の内周面に密着一体化させることを特徴とするキャンドモータのキャン形成方法。
IPC (3件):
H02K 15/02 ,  H02K 5/02 ,  H02K 5/128

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