特許
J-GLOBAL ID:200903060631576921

ポリウレタン弾性繊維

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-270103
公開番号(公開出願番号):特開平6-116388
出願日: 1992年10月08日
公開日(公表日): 1994年04月26日
要約:
【要約】【構成】 (a)化1または化2で示される構造単位と構造単位(II-1)と化3または化4で示される構造単位とからなり、ケイ素原子を0.05〜25重量%含有する数平均分子量500〜10,000の高分子ジオールおよび(b)化5で示される構造単位を必須の構造単位として含有し、ケイ素原子を0.01〜20重量%含有するポリウレタンから製造された弾性繊維。【化1】【化2】-O-R3-O- (II-1)【化3】【化4】【化5】(各式中、R1、R3:は2価の炭化水素基;R5は炭素数3〜6のアルカントリイル基;R6:アルキレン基;R7、R8、R9、R10、R11:炭素数1〜6のアルキル基またはアリール基;m:5〜70の数;R12:2価の有機基)【効果】 このポリウレタン弾性繊維は、高い強伸度を有するとともに、紡糸時の口金の汚れが少なく、解舒性に優れている。
請求項(抜粋):
主鎖が、主として(a)実質的に下記化1で示される構造単位(I-1)または化2で示される構造単位(I-2)と下記構造単位(II-1)と下記化4で示される構造単位(III-1)または化5で示される構造単位(III-2)とからなり、構造単位(I-1)、(I-2)、(II-1)、(III-1)および(III-2)はエステル結合および/またはカーボネート結合を形成して相互に結合しており、構造単位(III-1)および(III-2)に由来するケイ素原子を0.05〜25重量%含有し、主鎖両末端にそれぞれ水酸基を有し、かつ数平均分子量が500〜10,000であるポリシロキサン側鎖含有高分子ジオールからその主鎖両末端に位置する水酸基中のそれぞれ1個の水素原子を除いた形の高分子ジオール単位[a];(b)下記化6で示される構造単位(IV);(c)下記構造単位(V);ならびに所望により、(d)実質的に下記化2で示される構造単位(I-2)および/または下記化3で示される構造単位(I-3)と下記構造単位(II-2)とからなり、構造単位(I-2)、(I-3)および(II-2)はエステル結合および/またはカーボネート結合を形成して相互に結合しており、主鎖両末端にそれぞれ水酸基を有し、かつ数平均分子量が500〜10,000である高分子ジオールからその主鎖両末端に位置する水酸基中のそれぞれ1個の水素原子を除いた形の高分子ジオール単位[d]からなり、高分子ジオール単位[a]のモル百分率と高分子ジオール単位[d]のモル百分率と構造単位(V)のモル百分率の和が構造単位(IV)のモル百分率に実質的に等しく、構造単位(V)の重量百分率が30重量%以下であり、かつケイ素原子を0.01〜20重量%含有するポリウレタンから製造された弾性繊維。【化1】(化1中、R1 は2価の炭化水素基を表す)【化2】【化3】(化3中、R2 は2価の炭化水素基を表す) -O-R3-O- (II-1)(式中、R3は2価の炭化水素基を表す) -O-R4-O- (II-2)(式中、R4は2価の炭化水素基を表す)【化4】(化4中、R5は炭素数3〜6のアルカントリイル基を表し、R6はアルキレン基を表し、R7、R8、R9、R10およびR11はそれぞれ炭素数1〜6のアルキル基またはアリール基を表し、mは5〜70の数を表す)【化5】(化5中、R3、R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11およびmは前記定義のとおりである)【化6】(化6中、R12は2価の有機基を表す)-A- (V)(式中、Aは2個の活性水素原子を含有する分子量400以下の化合物から該2個の活性水素原子を除いた形の2価の有機基を表す)
IPC (4件):
C08G 77/42 NUK ,  D01F 1/10 ,  D01F 6/70 ,  C08G 18/61 NEM

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