特許
J-GLOBAL ID:200903060643890770
蛋白質の疾病関連立体構造の解析法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
清水 初志 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-536064
公開番号(公開出願番号):特表2001-516448
出願日: 1998年02月20日
公開日(公表日): 2001年09月25日
要約:
【要約】試料中に蛋白質の疾病関連立体構造が存在するかどうか(例、PrPScまたはβA4のβシート型)を決定することを可能にする解析方法が開示される。試料を2つの部分に分割し、第1の部分は第1の固体支持体に架橋し、その後、その蛋白質の疾病型よりも非疾病型に対する親和性が高い(例、4〜30倍高い)標識抗体に接触させ、標識抗体に対する親和性が高い型に立体構造を変化させる。処理をした第2の部分はその後、第2の固体支持体に結合させ、標識抗体と接触させる。第1と第2の部分における蛋白質に対する標識抗体の結合レベルを決定し、各々で測定された量を比較する。2つの測定値の差により、試料中にその蛋白質の疾病関連立体構造が存在するかどうかが示される。本方法によって、疾病関連立体構造の濃度および特定の株の存在も決定できる。
請求項(抜粋):
下記の段階を含む、蛋白質の第1の非病原性構造および蛋白質の第2の病原性構造を含む試料において選択された蛋白質の病原性型の存在を決定する方法: 試料の第1の部分を、第2の構造よりも第1の構造に高い親和性を持つ結合パートナーに接触させて、第1の濃度を決定する段階; 試料の第2の部分を、結合パートナーに対する第2の構造の結合親和性を上昇させるように処理する段階; 試料の処理された第2の部分を結合パートナーと接触させて、第2の濃度を決定する段階; 調整濃度を提供するために、第1の構造の蛋白質の結合パートナーに対する親和性の処理による増加分を補正するように、第2の濃度を調整する段階;および 第1の濃度を調整濃度と比較して、第2の病原性構造を取る蛋白質の存在を決定する段階。
IPC (6件):
G01N 33/566
, A61K 45/00
, A61P 25/28
, C12Q 1/37
, G01N 33/53
, C12N 15/09
FI (6件):
G01N 33/566
, A61K 45/00
, A61P 25/28
, C12Q 1/37
, G01N 33/53 D
, C12N 15/00 A
引用特許:
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