特許
J-GLOBAL ID:200903060654422921
デジタル移動無線装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-044295
公開番号(公開出願番号):特開平7-254878
出願日: 1994年03月15日
公開日(公表日): 1995年10月03日
要約:
【要約】【目的】 周囲の騒音レベルが大きい場合に、送話品位が大きく低下しない程度に送信音声の符号化処理を簡略化して動作時間を短縮し、消費電力を低減する。【構成】 使用者の送話で有音になった場合、送信無音検出部4がA/D変換器3の出力データから有音を検出し、この検出期間のみ音声符号化部5及び送信部6が動作して、消費電力が低減される。さらに、受信無音検出部15は音声復号化部11で復号されたデジタル音声信号から現在有音か無音かを判定し、符号化部5に出力する。通話相手先が送話している場合、又は通話相手先の周囲騒音が大きい場合、通話相手先への音声品位が多少劣化しても、通話相手先では気づかないため、使用者が送話した有音時に受信無音検出部15で、通話相手先の話し中を検出して符号化部5に出力する。符号化部5では、通常の符号化処理に代えて、音質は多少劣化するが処理量の少ない符号化処理を行って、その動作時間を短縮する。
請求項(抜粋):
デジタル送話音声信号を符号化処理し、又は、この符号化処理より処理量の少ない符号化処理によって処理した符号化音声データのいずれかを出力する符号化手段と、前記符号化手段から出力される符号化データに変調を施し、かつ、送信周波数に変換して送出する無線送信手段と、無線受信信号から復調した符号化音声データを出力する無線受信手段と、前記受信手段からの符号化音声データを処理した復号デジタル音声信号を出力する復号手段と、前記符号化手段が符号化処理し、又は、この符号化処理より処理量の少ない符号化処理を選択するための信号を、前記復号手段からの復号デジタル音声信号が有音か、又は無音かを判定して出力する受信信号有音・無音検出手段とを備えるデジタル移動無線装置。
IPC (3件):
H04B 7/26
, G10L 3/00
, H04B 1/40
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