特許
J-GLOBAL ID:200903060661192095

冷媒中の水分除去装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-348542
公開番号(公開出願番号):特開平6-201231
出願日: 1992年12月28日
公開日(公表日): 1994年07月19日
要約:
【要約】【目的】 冷凍サイクルにおいて、乾燥剤を用いることなしに、ガス冷媒中の水分を捕集し、捕集した水分を効果的に外部へ放出する。【構成】 冷凍サイクルを流れる冷媒は、気相中よりも液相中の方が飽和水分濃度が高い冷媒を用いる。アキュームレータ6のケース13内の中空部15に出口パイプ16の開口部30aを開口する。ケース13内の液冷媒及びガス冷媒に接触する位置に冷媒中の水分を捕集する水分保持部材17を設ける。ケース13の外気と接触する位置には、冷媒に比べ水蒸気を透過しやすい選択透過膜21を備える。これにより、水分保持部材17で捕集した冷媒中の遊離水は、冷凍サイクルの停止時、アキュームレータ6の内外の湿度差によって選択透過膜21を透過してケース13の外部に放出される。
請求項(抜粋):
気相中よりも液相中の方が飽和水分濃度が高い冷媒を用いた冷凍サイクル装置において、ガス冷媒と液冷媒を分離して貯溜するアキュームレータケースと、先端部が前記アキュームレータケースの中空部に開口され、前記中空部中のガス冷媒を外部に流出する出口パイプと、ガス冷媒及び液冷媒に接触する冷媒流路中に設けられ、ガス冷媒及び液冷媒中の水分を捕集する水分保持材と、前記アキュームレータケースの内部と外部の境界域に取り付けられ、冷媒に比べ水蒸気を透過しやすい選択透過膜とを備えたことを特徴とする冷媒中の水分除去装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-055668

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