特許
J-GLOBAL ID:200903060666561080

改良された圧力スイング吸着方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 基弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-284425
公開番号(公開出願番号):特開平8-309139
出願日: 1995年10月06日
公開日(公表日): 1996年11月26日
要約:
【要約】【課題】 酸素及びその他の選択的に吸着し得るガス状成分を含有する空気のような混成ガスから酸素ガスのような第一ガスを分離するための圧力スイング吸着装置及び方法を提供する。【解決手段】 PSA床を同時に均圧及び排気した後に、同時に供給及び生成物ガス再加圧する新規な工程を含む、酸素及びアルゴンのような少なくとも一種の優先吸着し得ない第一ガスと、一種又はそれ以上の選択的に吸着し得る第二ガスとを含有する空気のようなガス混合物から第一ガスを分離するための改良されたPSAプロセス。これは、真空ブロワーのような減圧用手段を100%利用し、かつ動力使用を約15%低減させる総括的に一層速くかつ一層効率的なサイクルを生じる。発明は、PSAサイクルの種々の工程を重ねさせて全サイクル時間を短縮させ、こうして生産性を向上させることを含む。
請求項(抜粋):
少なくとも一種の優先吸着し得ない第一ガスと一種又はそれ以上の選択的に吸着し得る第二ガスとを含有するガス混合物から第一ガスを分離するための圧力スイング吸着装置であって、高い圧力で該ガス混合物から該第二ガスを選択的に吸着することができる組成を含有する少なくとも1つの吸着床ユニット、該床ユニットの下流端と制御バルブを通して連絡して吸着床ユニットから該第一ガスの加圧された供給を受け入れるためのレセプターユニット、ボイドガスを制御バルブを通して該吸着床ユニットの下流端に排出して中の圧力を下げかつそこからの該第二ガスの脱着及び降圧を引き起こすための均圧ユニット、比較的加圧されたガス混合物を制御バルブを通して吸着床ユニットの上流端に供給するための圧縮機手段、該バルブ手段を制御して加圧されたガス混合物を該吸着床ユニットの上流端に供給することかつ同時に該レセプターユニットから加圧された第一ガスを該吸着剤床ユニットの下流端に供給して該吸着剤床ユニットを高い圧力に加圧するのを促進することを可能にするための手段、吸着床ユニットの圧力がレセプターユニットの圧力を越える場合に、第一ガスを吸着床ユニットからレセプターユニットに流れさせて生成された第一ガスを捕集するための手段、吸着剤床ユニットへの加圧されたガス混合物の供給を止めた後に、降圧及び吸着剤床ユニット中に存在する残留ボイドガスを制御バルブを通して均圧ユニットに解放することを引き起こすための手段、吸着剤床ユニットの上流端に連絡して吸着剤床ユニットを降圧して低い圧力にするための減圧手段、並びに均圧ユニットからボイドガスを吸着剤床ユニットの下流端に向流方向に解放して同時に均圧ユニットを降圧しかつ吸着剤床ユニットから吸着された第二ガスをパージするための手段を含み、それにより加圧されたガス混合物を吸着床ユニットに再供給する前に、吸着床ユニットを中圧に加圧するのを促進して一層速くかつ一層効率的な運転のサイクルをもたらす圧力スイング吸着装置。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平1-236914
  • 特開平4-322713
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-236914
  • 特開平4-322713

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