特許
J-GLOBAL ID:200903060674693859

FM多重放送受信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-280792
公開番号(公開出願番号):特開平10-126294
出願日: 1996年10月23日
公開日(公表日): 1998年05月15日
要約:
【要約】【課題】 建造物などによる受信不良状態の発生に対し、同一内容放送局からのFM多重放送の受信の途切れを押える。【解決手段】 受信しているFM多重放送の受信電界強度Vが閾値VLOW以下になると、チューナ部で検出される判定信号SDが“L”となる。データ制御部は、この判定信号SDにより、所定期間Ta毎に所定回数所定周期Tbで受信状態の良否を判定し、この所定期間Taでの受信不良状態の検出回数が予め決められた回数以上のとき、受信不良状態と判定する。従って、一時的な受信不良状態の発生では、受信周波数は変更しない。また、受信不良と判定された場合には、このときの受信周波数を基準周波数SFとし、この基準周波数SFから同一内容放送局を表わす代替周波数リストの代替周波数に変更されるが、その後は、受信不良と判定される毎に、基準周波数SFと代替周波数とが交互に切り替えられる。
請求項(抜粋):
所望周波数のFM多重放送を受信する受信手段と、受信した該FM多重放送に多重化されたデータを復調する復調手段と、復調された該データに含まれる代替周波数リスト及び放送局識別情報を検出する検出手段と、検出された該代替周波数リスト及び該放送局識別を記憶する記憶手段と、所定期間毎に所定の周期で所定回数受信状態の検出を行ない、該所定期間内での不良な受信状態の検出回数が所定回数以上のとき、受信状態が不良と判定する判定手段と、該判定手段によって受信状態が不良と判定されたとき、該受信手段を制御して受信周波数を切り換える制御手段とを備え、該制御手段は、電源投入時に設定された受信周波数である基準周波数と該記憶手段に記憶された該代替周波数リストに設定されている代替周波数とを受信周波数として交互に切り換えられるものであって、受信周波数が切り換えられる毎に、該判定手段の判定結果を取り込んで、該判定結果が良好な受信状態であるとき、該切り換えられた受信周波数で受信される放送局識別情報と該記憶手段に記憶されている放送局識別とを比較し、 両者が一致したとき、該切り換えられた受信周波数で受信を継続させることを特徴とするFM多重放送受信機。
FI (2件):
H04B 1/16 M ,  H04B 1/16 G

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