特許
J-GLOBAL ID:200903060679497438

将棋盤上の無効領域抽出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 香山 秀幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-178344
公開番号(公開出願番号):特開平10-015153
出願日: 1996年07月08日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】【課題】 この発明は、処理速度の向上が図れる将棋盤上の無効領域抽出装置を提供することを目的とする。【解決手段】 ラベル画像と、エッジ抽出画像との間で所定の画像間演算を行なって、エッジ抽出画像上の各ラベルに対応する領域において、第1輝度値の画素および第2輝度値の画素のうち、第1輝度値の画素のみ、その輝度値が、対応するラベルの輝度値に変換された画像を得る画像間演算手段、画像間演算手段によって得られた画像に基づいて、輝度値に対する画素の度数を表すヒストグラムを作成する手段、ならびに得られた各輝度値に対する度数をしきい値と比較し、度数がしきい値以下の輝度値に対応するラベル位置を抽出し、抽出された各ラベル位置に対応する升目を無効領域として抽出するしきい値処理手段を備えている。
請求項(抜粋):
将棋盤上の駒の取込み画像に基づいて、障害物によって将棋盤が隠された無効領域を抽出する将棋盤上の無効領域抽出装置において、将棋盤上の駒の取込み画像から、将棋盤上の升目を仕切る線、各駒に描かれた文字および障害物の輪郭の輝度値が第1輝度値であり、将棋盤上の升目内部の地肌および障害物の輪郭の内部の輝度値が第1輝度値とは異なる第2輝度値であるエッジ抽出画像を生成するエッジ抽出画像生成手段、エッジ抽出画像上における将棋盤上の升目を仕切る線上の複数位置に相当する位置にそれぞれラベルを有し、ラベル以外の部分の輝度値が第3輝度値であり、各ラベル内の輝度値が第2輝度値および第3輝度値と異なる輝度値であってかつラベル毎に異なる輝度値であるラベル画像と、エッジ抽出画像との間で所定の画像間演算を行なって、エッジ抽出画像上の各ラベルに対応する領域において、第1輝度値の画素および第2輝度値の画素のうち、第1輝度値の画素のみ、その輝度値が、対応するラベルの輝度値に変換された画像を得る画像間演算手段、画像間演算手段によって得られた画像に基づいて、輝度値に対する画素の度数を表すヒストグラムを作成する手段、ならびに得られた各輝度値に対する度数をしきい値と比較し、度数がしきい値以下の輝度値に対応するラベル位置を抽出し、抽出された各ラベル位置に対応する升目を無効領域として抽出するしきい値処理手段、を備えていることを特徴とする将棋盤上の無効領域抽出装置。
IPC (4件):
A63F 3/02 521 ,  A63F 3/02 ,  G06T 1/00 ,  G06T 7/00
FI (4件):
A63F 3/02 521 B ,  A63F 3/02 521 E ,  G06F 15/62 380 ,  G06F 15/70 320

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