特許
J-GLOBAL ID:200903060684069614

コネクタの嵌合構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後呂 和男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-227356
公開番号(公開出願番号):特開平9-055262
出願日: 1995年08月10日
公開日(公表日): 1997年02月25日
要約:
【要約】【課題】 待ち受け側のコネクタに対して相手のコネクタを正規に嵌合でき、併せてその確認もできるようにする。【解決手段】 インストルメントパネル1の背面側にはコネクタ装着板8が取り付けられる。そこに開口された嵌入孔10には、待ち受け側の雌コネクタ9が、撓み変形可能な係止片12の係止突起13を係止させることで、正規の組付位置よりも前方の作業位置で保持される。電装品2に設けられた雄コネクタ5のフード5aには、係止片12の突部15を嵌めて逃がす逃がし孔17が形成されている。装着開口3内に電装品2が挿入されると、雄コネクタ5が作業位置の雌コネクタ9に嵌合され、正規に嵌合されたところで係止片12の撓み変形が可能となって、引き続く電装品2の押し込みにより、雌コネクタ9が組付位置まで押し込まれる。半嵌合状態では、係止片12が撓み変形できなくて押し込めない。
請求項(抜粋):
雌雄一対のコネクタのうちの一方のコネクタが待ち受け状態でコネクタ装着板に設けられ、その一方のコネクタの前方から他方のコネクタが嵌合されるようにしたコネクタの嵌合構造において、前記コネクタ装着板には前記一方のコネクタが前後方向の移動可能に嵌入される開口部が設けられ、前記一方のコネクタには、弾性的な撓み変形が可能であって、かつ前記開口部に係合してその一方のコネクタを正規の組付位置よりも前方に突出した作業位置で保持し得る係止片が設けられるとともに、前記他方のコネクタには、前記一方のコネクタへの嵌合時に前記係止片の撓み空間内へ突入する突入部が設けられ、その突入部には、前記作業位置において前記両コネクタが正規に嵌合された場合に前記係止片が撓み変形するのを可能として、前記一方のコネクタが正規の組付位置へ押し込まれるのを許容する逃がし部が設けられていることを特徴とするコネクタの嵌合構造。

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