特許
J-GLOBAL ID:200903060685353588

固体レーザ発振器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-262857
公開番号(公開出願番号):特開平6-085357
出願日: 1992年09月04日
公開日(公表日): 1994年03月25日
要約:
【要約】【目的】 放射光の光分布が異方性を有する励起光源を用いた場合の、固体レーザ媒質の光軸に対して垂直な面の異方的な温度上昇を低減し、固体レーザ媒質の異方性を有する熱レンズ効果、熱収差効果、熱復屈折効果を低減する。【構成】 固体レーザ媒質に励起光により発生する異方的な熱の分布を補償して等方的な熱の分布となるような特性の放熱手段を設けることにより、固体レーザに於て異方性を有する熱レンズ効果、熱収差効果及び熱複屈折効果を低減することが可能となることから、レーザ光の収差を低減でき、高品質の光ビームを得ることが期待できる。また第二高調波を利用する光源では、偏光面制御が大きな励起光強度まで可能となるので、高出力かつ低ノイズの緑色光源を提供することができる。
請求項(抜粋):
1対のミラーからなる共振器と、前記共振器中に配置された固体レーザ媒質と、前記固体レーザ媒質を端面励起するべく光軸に対して垂直な面について異方的に励起光を発生する励起光源と、前記固体レーザ媒質に発生した熱を放熱させる手段とを備える固体レーザ発振器に於て、前記放熱手段が、前記固体レーザ媒質に入射する励起光の光軸に対して垂直な面についての熱分布に応じた放熱性を有する1つ若しくは2つ以上の部分を有し、前記固体レーザ媒質の前記面について前記励起光の光分布に応じて発生する異方的な熱分布を補償して等方的な熱分布となるように放熱させることを特徴とする固体レーザ発振器。
IPC (2件):
H01S 3/094 ,  H01S 3/042
FI (2件):
H01S 3/094 S ,  H01S 3/04 L

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