特許
J-GLOBAL ID:200903060692318623
電池セパレータおよびその製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-156206
公開番号(公開出願番号):特開平7-029561
出願日: 1993年06月01日
公開日(公表日): 1995年01月31日
要約:
【要約】【目的】 耐アルカリ性に優れ、基布の介装がなくても巻回時の張力に耐え、しかも保液率が大きく、負極から発生する水素ガスの適度な通過性(通気度)を具備した特にニッケル-水素電池用に好適なセパレータを提供する。【構成】 熱接着性複合繊維を20〜30重量%と、繊維断面においてポリオレフィン重合体(A成分)とエチレンビニルアルコール共重合体(B成分)とが交互に隣接して配置されてなる長さ5〜15mmの分割型複合繊維を60〜80重量%と、上記熱接着性複合繊維および上記分割型複合繊維の分割後の極細繊維よりもデニールの大きい長さ5〜15mmの合成繊維を10〜20重量%とを混合して湿式抄紙し、抄紙乾燥後高圧水流処理を施して上記分割型複合繊維を分割するとともに繊維間交絡し、しかるのち熱カレンダー処理を施して所定の厚さ不織布に仕上げることによって、仕上がり厚さが0.15〜0.21mmにおいて、縦方向の抗張力が6.0kg/15mm以上、保液率が380%以上の電池セパレータとなした。
請求項(抜粋):
熱接着性複合繊維が20〜30重量%と、繊維断面においてポリオレフィン重合体(A成分)とエチレンビニルアルコール共重合体(B成分)とが交互に隣接して配置されてなる長さ5〜15mmの分割型複合繊維が60〜80重量%と、上記熱接着性複合繊維および上記分割型複合繊維の分割後の極細繊維よりもデニールの大きい長さ5〜15mmの合成繊維が10〜20重量%が混合されて湿式抄紙され、抄紙乾燥後高圧水流処理が施されて上記分割型複合繊維が分割されて繊維間交絡されたのち熱カレンダー処理が施されて所定の厚さに仕上げられてなり、仕上がり厚さが0.15〜0.21mmにおいて、縦方向の抗張力が6.0kg/15mm以上、保液率が380%以上であることを特徴とする電池セパレータ。
IPC (4件):
H01M 2/16
, D04H 1/46
, D21H 13/12
, D21H 15/10
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