特許
J-GLOBAL ID:200903060700502803

プルトニウムからのテクネチウムの除去方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 猪股 祥晃
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-005046
公開番号(公開出願番号):特開平5-188188
出願日: 1992年01月14日
公開日(公表日): 1993年07月30日
要約:
【要約】【目的】TBPを用いた溶媒抽出法において、プルトニウム III価とテクネチウムを含む硝酸溶液中からテクネチウムを分離,除去する。【構成】再処理工程のウラン,プルトニウム分離後のPu3+,Tc硝酸溶液にZr4+,Th4+,Sc3+等を添加し、TBPによる溶媒抽出を行う。このとき、テクネチウムは添加された金属イオンとともにTBP(有機相)に抽出され、プルトニウムは水相に残存している。この操作の後、相分離させ、テクネチウムを除去したプルトニウム硝酸溶液を得る。
請求項(抜粋):
りん酸トリ-n-ブチルを用いた溶媒抽出を主とする核燃料再処理工程等でのウラン,プルトニウム分離後に得られるプルトニウムを含む硝酸溶液中からテクネチウムを除去する方法において、プルトニウムを溶媒に抽出させない状態を保ちながら、溶液中にジルコニウム,トリウム,スカンジウム等のテクネチウムと錯形成する金属元素を添加して錯体を生成し、この錯体を溶媒中に抽出させることを特徴とするプルトニウムからのテクネチウムの除去方法。

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