特許
J-GLOBAL ID:200903060702791853

加熱調理容器のコーティング層構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ▲吉▼川 俊雄
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-520670
公開番号(公開出願番号):特表2009-543656
出願日: 2007年05月01日
公開日(公表日): 2009年12月10日
要約:
アルミニウム製加熱調理器具の本体(1)の内側面に形成された凹凸部(2)に陽極酸化法による酸化アルミニウム層(3)が設けられた加熱調理容器において、 前記酸化アルミニウム層(3)の上に、シランよりなってバインダーの役割を果たす結合剤40〜50wt%と、前記結合剤としてのシランと化学反応して結合され、0.1〜1.2μmの粒子径の粉末酸化ケイ素20〜40wt%と水60〜80wt%が混合されてなるケイ素混合物27〜34wt%と、前記結合剤とケイ素混合物との間において塗膜の割れを防ぐと共に粘度を調節して塗膜の物理化学的な特性を改善するために、トルマリン、黄土、絹雲母、紫水晶、生鉱石、竹炭、医王石、貴陽石、黒曜石、麦飯石、光明石、溶岩及び鬼石よりなる群から選ばれるいずれか1種以上の天然石材質からなる粉末状の機能性充填剤10〜19wt%と、石英、モンゾナイト、片麻岩類及び流紋岩質凝灰岩などの天然鉱物質群から選ばれるいずれか1種以上を含む遠赤外線放射物質と、ストロンチウム、バナジウム、ジルコニウム、セリウム、ネオディミウム、ランタン、バリウム、ルビジウム、セシウム及びガリウムよりなる群から選ばれるいずれか1種の希土類天然石の陰イオン放出物質とからなるセラミックパウダー5〜15wt%と、色相を発色するための顔料分1〜2wt%と、が混合された陰イオン放出及び遠赤外線放射の無機質セラミックコーティング層(4)が設けられていることを特徴とする加熱調理容器のコーティング層構造。 アルミニウム製加熱調理器具の本体(1)の内側面に形成された凹凸部(2)に陽極酸化法による酸化アルミニウム層(3)が設けられた加熱調理容器において、 前記酸化アルミニウム層(3)の上に、メチルトリメトキシシラン33〜47wt%と、テトラエトキシシラン17〜23wt%及びシリカゾル30〜50wt%よりなってバインダーの役割を果たす無機質結合剤65〜83wt%と、前記結合剤とケイ素混合物との間において塗膜の割れを防ぐと共に粘度を調節して塗膜の物理化学的な特性を改善する機能性充填剤10〜19wt%と、色相を発色するための顔料分1〜2wt%と、遠赤外線を放射すると共に陰イオンを放出するセラミックパウダー2〜15wt%と、が混合された陰イオン放出及び遠赤外線放射の無機質セラミックコーティング層(4a)が設けられていることを特徴とする加熱調理容器のコーティング層構造。 アルミニウム製加熱調理器具の本体(1)の内側面に形成された凹凸部(2)に陽極酸化法による酸化アルミニウム層(3)が設けられた加熱調理容器において、 前記酸化アルミニウム層(3)の上に、シランを所定のミクロン寸法の酸化ケイ素粒子、またはアルカリ及びアルカリ土金属の酸化物や水酸化物よりなる群から選ばれる1種以上の化合物の存在下で加水分解及び縮重合した無機質溶液65〜78wt%と、塗膜の物理化学的な特性を改善するための機能性充填剤10〜19wt%と、色相を発色するための顔料分1〜2wt%と、光触媒機能を発揮可能なナノ寸法のチタンオキシド0.5〜10wt%と、滑り性及び掃除性を補完可能なシリコン系のオイル重合体2〜15wt%と、が混合されてなる非粘着性の無機質セラミックコーティング層(5)が設けられていることを特徴とする加熱調理容器のコーティング層構造。
請求項(抜粋):
アルミニウム製加熱調理器具の本体(1)の内側面に形成された凹凸部(2)に陽極酸化法による酸化アルミニウム層(3)が設けられた加熱調理容器において、 前記酸化アルミニウム層(3)の上に、シランよりなってバインダーの役割を果たす結合剤40〜50wt%と、前記結合剤としてのシランと化学反応して結合され、0.1〜1.2μmの粒子径の粉末酸化ケイ素20〜40wt%と水60〜80wt%が混合されてなるケイ素混合物27〜34wt%と、前記結合剤とケイ素混合物との間において塗膜の割れを防ぐと共に粘度を調節して塗膜の物理化学的な特性を改善するために、トルマリン、黄土、絹雲母、紫水晶、生鉱石、竹炭、医王石、貴陽石、黒曜石、麦飯石、光明石、溶岩及び鬼石よりなる群から選ばれるいずれか1種以上の天然石材質からなる粉末状の機能性充填剤10〜19wt%と、石英、モンゾナイト、片麻岩類及び流紋岩質凝灰岩などの天然鉱物質群から選ばれるいずれか1種以上を含む遠赤外線放射物質と、ストロンチウム、バナジウム、ジルコニウム、セリウム、ネオディミウム、ランタン、バリウム、ルビジウム、セシウム及びガリウムよりなる群から選ばれるいずれか1種の希土類天然石の陰イオン放出物質とからなるセラミックパウダー5〜15wt%と、色相を発色するための顔料分1〜2wt%と、が混合された陰イオン放出及び遠赤外線放射の無機質セラミックコーティング層(4)が設けられていることを特徴とする加熱調理容器のコーティング層構造。
IPC (1件):
A47J 36/02
FI (1件):
A47J36/02 B
Fターム (12件):
4B055AA16 ,  4B055BA01 ,  4B055BA51 ,  4B055CA02 ,  4B055CA05 ,  4B055CB30 ,  4B055FA04 ,  4B055FB17 ,  4B055FB23 ,  4B055FB24 ,  4B055FC08 ,  4B055FC20
引用特許:
審査官引用 (7件)
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