特許
J-GLOBAL ID:200903060715433166

エレベータ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-221568
公開番号(公開出願番号):特開平6-064859
出願日: 1992年08月20日
公開日(公表日): 1994年03月08日
要約:
【要約】【目的】 停電時におけるかご内の利用者の救出可能性を向上させる。【構成】 停電が発生すると接点1bがオンになり、T0 秒後にコイル2が励磁されて接点2a1 ,2a2 がオンになる。接点2a2 のオンにより救出運転指令回路4からの指令が救出運転制御回路13に送られる。また、接点2a1 のオンによりタイマ6がカウント動作を開始する。かごがドアゾーンになかなか到達しない場合、回路13は時間T1 の経過前(あるいは経過後)にコイル8を短時間励磁して接点9bを一旦オフにする。これにより、タイマ6はそれまでのカウントをリセットして最初からカウント動作を開始する。このようなカウントのリセットを何度か繰り返した後、かごがドアゾーンに到達すると、回路13は第2の救出運転打切りタイマ回路11に打切り指令を出力する。これにより、打切り回路14が働き、T2 秒後に救出運転が打切られる。
請求項(抜粋):
停電発生時に救出運転指令信号を出力する救出運転指令回路と、前記救出運転指令信号に基いてエレベータかごに対する救出運転の制御を行う救出運転制御回路と、前記救出運転の開始から所定時間経過後に、この救出運転の打切り指令を出力する第1の救出運転打切りタイマ回路と、前記救出運転実行中にエレベータかごが戸開き救出可能ゾーンに到達した場合に、その到達時から所定時間経過後に救出運転の打切り指令を出力する第2の救出運転打切りタイマ回路と、を備え、ビル内に停電が発生した場合に、バッテリ電源の使用により、エレベータかご内に残された利用者を最寄り階の乗降口まで移送するようにしたエレベータ制御装置において、前記第1の運転打切りタイマ回路のカウント動作を解除させるカウント動作解除手段を設け、前記救出運転制御回路は、前記エレベータかごが前記戸開き救出可能ゾーンに到達するまでは、所定時間経過毎に前記カウント動作解除手段に対してカウント動作解除指令を出力するものであることを特徴とするエレベータ制御回路。

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