特許

J-GLOBAL ID：200903060718320036

エレベーターの故障対応支援システム

発明者： 荻山 豊 ,  川西 清司 ,  柴 健一
出願人/特許権者： 株式会社日立ビルシステムサービス
代理人 (1件)： 武 顕次郎 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-153730
公開番号（公開出願番号）：特開平7-010408
出願日： 1993年06月24日
公開日（公表日）： 1995年01月13日
要約：

【要約】【目的】 極めて高度な専門知識を必要とせず、しかもマニュアルも不要であるエレベーターの故障対応支援システムを提供すること。【構成】 エレベーター制御装置1からのデータによりエレベーターの故障を検出したエレベーター監視装置2は、故障信号をセンタ装置3へ送信する。センタ装置3は、支援データ記憶装置34の支援データのなかから、送信された故障信号の故障に対応する支援データを抽出し、これを電話回線4を介してエレベーター監視装置2へ送信する。一方、センタ装置3からの故障通報により故障エレベーター現場に到着した保守員6は、携行した携帯端末装置7をエレベーター監視装置2の接続部25tに接続し、センタ装置3から送信されている支援データを携帯端末装置7に取り出し、これに従って故障に対する保守を実行する。

請求項（抜粋）：

エレベーターの運行を制御するエレベーター制御装置と、このエレベーター制御装置の信号に基づいてエレベーターの故障を監視するエレベーター監視装置と、このエレベーター監視装置からの故障信号を電話回線を介して受信するセンタ装置とを備えたものにおいて、前記センタ装置に、各種故障に対する支援データを格納した支援データ記憶装置と、送信された故障信号の故障に対する前記支援データを前記支援データ記憶装置から抽出して前記電話回線を介して前記エレベーター監視装置へ送信する処理装置とを設けるとともに、前記エレベーター監視装置に、前記エレベーターの保守を行なう保守員が携行する携帯端末装置を接続する接続部と、前記携帯端末装置からの信号により前記センタ装置から送信された前記支援データを当該携帯端末装置へ出力する制御部とを設けたことを特徴とするエレベーターの故障対応支援システム。