特許
J-GLOBAL ID:200903060723186232

段ボール製内装材の成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 早川 政名
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-183688
公開番号(公開出願番号):特開平6-023883
出願日: 1992年07月10日
公開日(公表日): 1994年02月01日
要約:
【要約】【目的】段ボール製内装材の成形にあたって、成形後のスプリングバックによる変形を防止して品質の向上を図り、更に生産性の向上と製造コストの低減をも図る。【構成】波形中芯の両側に熱可塑性樹脂フィルムを介してライナーを貼合した平板状段ボール基材を、ホットプレス装置によって、成形が終了して脱型した後に段ボール基材表面に熱可溶性接着剤を溶融させるに足る余熱が残り得る程度に高温で、しかも成形時に段ボール基材を構成する紙が焦げない程度の温度で加熱、加圧成形し、この成形された段ボール基材を脱型してコールドプレス装置の成形型に移し、その表面に熱可溶性接着剤を介して化粧表皮材を重ねてコールドプレスにより上記成形段ボール基材と表皮材とを加圧密着させ、段ボール基材の余熱を利用して両者を接着するようになすことにより、製品脱型時には熱可塑性樹脂の固化が進んでスプリングバックが生じないようにすると共に、段ボール基材と表皮材の接着が完了するまで次のサイクルの成形を待たなくても良いようにする。
請求項(抜粋):
波形中芯の両側に熱可塑性樹脂フィルムを介してライナーを貼合した平板状段ボール基材をホットプレス装置によって、成形が終了して脱型した後に段ボール基材表面に熱可溶性接着剤を溶融させるに足る余熱が残り得る程度に高温で、しかも成形時に段ボール基材を構成する紙が焦げない程度の温度で加熱、加圧成形する工程、この成形された段ボール基材を脱型してコールドプレス装置の成形型に移し、その表面に熱可溶性接着剤を介して化粧表皮材を重ねる工程、コールドプレスにより上記成形段ボール基材と表皮材とを加圧密着させ、段ボール基材の余熱を利用して両者を接着する工程を備えることを特徴とする段ボール製内装材の成形方法。
IPC (3件):
B31D 5/00 ,  B32B 3/28 ,  B32B 7/12
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭58-036442

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