特許
J-GLOBAL ID:200903060723820233
ATM交換機における着信制御方式
発明者:
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
遠山 勉 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-117362
公開番号(公開出願番号):特開平6-334678
出願日: 1993年05月19日
公開日(公表日): 1994年12月02日
要約:
【要約】【目的】ATM(Asyncronous Transfer Mode;非同期転送モード)交換網において、端末毎に規定される伝送帯域に基づいて端末間通信を管理すると共に情報伝達の高速化及び効率化を図ることを目的とする。【構成】発側端末1から通信要求を受けた際に、着側端末3の伝送帯域が発側端末1の伝送帯域以上であるか否かを判別する伝送帯域管理手段2aと、着側端末3の着信番号と共に個々の着側端末3を特定する端末識別子及び着側端末3の所属するグループを特定するグループ識別子を格納する端末データ格納手段2bと、各グループ毎に、所属している着側端末3の端末識別子及び個々の着側端末3の伝送帯域を登録するグループデータテーブル2cと、上記の各部の制御を行う制御手段2dとを備えて構成する。
請求項(抜粋):
個々に規定される伝送帯域により通信を行う端末を複数組み合わせてグループを形成し、前記グループを複数収容するATM交換機(2)において、任意の発側端末(1)から通信要求を受けた際に、着側端末(3)の伝送帯域が前記発側端末(1)の伝送帯域以上であるか否かを判別する伝送帯域管理手段(2a)と、前記着側端末(3)の着信番号と共に、個々の着側端末(3)を特定する端末識別子、及び着側端末(3)の所属するグループを特定するグループ識別子を格納する端末データ格納手段(2b)と、前記グループ毎に、所属している着側端末(3)の端末識別子及び個々の着側端末(3)の伝送帯域を登録するグループデータテーブル(2c)と、前記各部の制御を行う制御手段(2d)とを備え、前記制御手段(2d)は、前記発側端末(1)から通信要求を受けた際に、通信先である着側端末(3)の着信番号を認識して前記端末データ格納手段(2b)から当該着側端末(3)の端末識別子及びグループ識別子を読み出し、前記伝送帯域管理手段(2a)は、前記グループ識別子に対応するグループデータテーブル(2c)へアクセスし、前記端末識別子と共に登録されている伝送帯域を読み出し、この伝送帯域と前記発側端末(1)の伝送帯域とを比較して前記着側端末(3)の伝送帯域が前記発側端末(1)の伝送帯域以上であるか否かを判別し、前記着側端末(3)の伝送帯域が前記発側端末(1)の伝送帯域以上の場合には、前記着側端末(3)が他の端末と通信状態にあるか否かを判別し、前記着側端末(3)が未通信状態の場合には、前記発側端末(1)のからの通信要求を前記着側端末(3)へ送信し、前記着側端末(3)の伝送帯域が前記発側端末(1)の伝送帯域未満の場合、あるいは前記着側端末(3)が他の端末と通信状態にある場合には、前記伝送帯域管理手段(2a)は前記グループデータテーブル(2c)に再度アクセスし、当該着側端末(3)と同一グループであり且つ前記発側端末(1)の伝送帯域以上の伝送帯域を有する着側端末(3)を選出し、この着側端末(3)へ前記通信要求を代理着信することを特徴とするATM交換機における着信制御方式。
IPC (2件):
前のページに戻る