特許
J-GLOBAL ID:200903060724909238
熱可塑性エラストマー組成物
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-175263
公開番号(公開出願番号):特開平8-169986
出願日: 1995年07月11日
公開日(公表日): 1996年07月02日
要約:
【要約】【解決手段】本発明の熱可塑性エラストマー組成物は、超高分子量ポリオレフィンと低分子量ないし高分子量ポリオレフィンとを特定量で含有する特定の極限粘度を有するポリオレフィン組成物(A)、および特定のスチレン系ブロック共重合体(B)を特定量含有している。この熱可塑性エラストマー組成物中に、必要に応じて、成分(A)および(B)のほかに、成分(B)とは異なるスチレン系ブロック共重合体、オレフィン系ゴム、軟化剤、熱可塑性エラストマー、シリコーンオイル、脂肪族アルコールとジカルボン酸あるいは脂肪酸とのエステル、フッ素系ポリマー、高級脂肪酸アミドを配合することができる。【効果】上記熱可塑性エラストマー組成物は、軽量で、リサイクルが容易であり、焼却しても有害なガスを発生しない、かつ、耐傷付き性および耐摩耗性に優れた成形体を提供することができる。
請求項(抜粋):
[I]135°Cデカリン溶媒中で測定した極限粘度[η]が7〜40dl/gの範囲内にある超高分子量ポリオレフィン(a)と、135°Cデカリン溶媒中で測定した極限粘度[η]が0.1〜5dl/gの範囲にある低分子量ないし高分子量ポリオレフィン(b)とから実質的になるポリオレフィン組成物であって、超高分子量ポリオレフィン(a)が、超高分子量ポリオレフィン(a)と低分子量ないし高分子量ポリオレフィン(b)との総重量100重量%に対して15〜40重量%の割合で存在し、かつ、135°Cデカリン溶媒中で測定した極限粘度[η]が3.5〜8.3dl/gの範囲にあるポリオレフィン組成物(A)10〜50重量部、および[II]スチレンまたはその誘導体の重合体ブロック(c)と、イソプレン重合体ブロックまたはイソプレン・ブタジエン共重合体ブロックであって、全イソプレン単位に対する1,2-位および3,4-位で結合しているイソプレン単位含有量が40%以上である重合体または共重合体ブロック(d)とからなる水素添加されていてもよいブロック共重合体(B)90〜50重量部[成分(A)および(B)の合計量は100重量部である]からなることを特徴とする熱可塑性エラストマー組成物。
IPC (7件):
C08L 23/00 LCN
, C08K 5/10 KEQ
, C08L 53/02 LLY
, C08L 23/00
, C08L 83:04
, C08L 27:12
, C08L 23:00
前のページに戻る