特許
J-GLOBAL ID:200903060733801210

複雑なカーボン分子の製造方法及び製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥山 尚男 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-531033
公開番号(公開出願番号):特表2002-501466
出願日: 1998年01月13日
公開日(公表日): 2002年01月15日
要約:
【要約】フラーレンを製造する装置は、高電圧のパルス電源に接続され、チャンバー内に電場を作る中心のグリッド状電極と電導性外殻を持つIEC真空チャンバーを含む。印加電圧は、チャンバーの内コアにおける電極近傍でのプラズマの生成を維持する。チャンバー内に導入されたカーボンをベースにしたガスは、不活性バッファーガスと共に、カーボンと水素イオンの成分に解離され、分離されて、カーボンイオンはフラーレンに再結合し、すすの形になる。この装置は、フラーレンを取り出し、捕集するすすの取り出し機構を含む。
請求項(抜粋):
a.少なくとも低圧のガス及びプラズマを入れる真空容器と、ここで、上記真空容器は、(i)内からの固相の反応生成物の取り出しを可能にするよう、気密シールすることができる少なくとも一つの開口部を持つ壁部と(ii)上記容器内で導電性面を提供する第1の電導性構造とを含み、 b.上記真空容器内及び上記第1の電導性構造の内部にかご状のグリッドとして形成され、流動するイオン及び電子に極めて透過性である第2の電導性構造であって、前記第2の電導性構造が上記第1の電導性構造に関し負の電圧にバイアスされるとき、カソードとして動作する第2の電導性構造と、 c.上記容器中にカーボンをベースにしたガスとバッファーガスの中性ガス混合物を制御した速度で流す手段と、 d.未反応ガス及びガス状反応生成物を取り出すことにより上記容器内を低圧に維持する手段と、 e.プラズマ放電を作り出すのに充分な値で、電源から上記第2の電導性構造に負の電圧で電力を加える高電圧フィードスルー絶縁体システムと、 f.上記カーボンをベースにしたガスをカーボン及び関連する種に解離させることができるプラズマ放電を作り出すのに充分なパワーレベルで、連続的な調整された直流及び繰り返しパルス電流運転の少なくとも一つが可能である高電圧電源とを含んでなる複雑なカーボン分子を製造する装置。
IPC (2件):
C01B 31/02 101 ,  B01J 19/08
FI (2件):
C01B 31/02 101 F ,  B01J 19/08 E

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