特許

J-GLOBAL ID：200903060737168601

有機EL素子

発明者： 東海林 弘 ,  中村 浩昭 ,  細川 地潮
出願人/特許権者： 出光興産株式会社
代理人 (1件)： 中村 静男 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-036236
公開番号（公開出願番号）：特開平9-232079
出願日： 1996年02月23日
公開日（公表日）： 1997年09月05日
要約：

【要約】【課題】 有機EL素子については、電力変換効率が高く、均一発光性に優れ、かつ、素子寿命の長い素子の開発が望まれている。【解決手段】 陽極と、有機発光材料を含有する発光層を備えた単層構造または多層構造の有機物層と、陰極とが基板上に順次積層されている有機EL素子の前記陰極を、アルカリ金属または仕事関数2.9eV以下のアルカリ土類金属を該アルカリ金属と該アルカリ土類金属との総量で0.5〜5at%含有する厚さ5〜50nmの合金領域と仕事関数3.0eV以上の金属からなる上部金属領域との2つの領域を前記有機物層側からみてこの順に順次設けることによって形成し、かつ、当該陰極における酸素の存在濃度を1at%以下にする。

請求項（抜粋）：

陽極と、有機発光材料を含有する発光層を備えた単層構造または多層構造の有機物層と、陰極とが基板上に順次積層されている有機EL素子において、前記陰極は、アルカリ金属または仕事関数2.9eV以下のアルカリ土類金属を該アルカリ金属と該アルカリ土類金属との総量で0.5〜5at%含有する厚さ5〜50nmの合金領域と仕事関数3.0eV以上の金属からなる上部金属領域との2つの領域が、前記有機物層側からみて順次形成されてなり、該陰極における酸素の存在濃度が1at%以下であることを特徴とする有機EL素子。

IPC (2件)：

H05B 33/26 ,  H01B 1/16

FI (2件)：

H05B 33/26 ,  H01B 1/16 A

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 有機エレクトロルミネツセンス素子
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-006824   出願人：パイオニア株式会社
• 有機電界発光素子の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-111902   出願人：電気化学工業株式会社
• 特開平1-243393
  
• 特開平1-243393