特許
J-GLOBAL ID:200903060740343341

赤外線画像誘導装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 高橋 省吾 ,  稲葉 忠彦 ,  村上 加奈子 ,  中鶴 一隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-116639
公開番号(公開出願番号):特開2006-292657
出願日: 2005年04月14日
公開日(公表日): 2006年10月26日
要約:
【課題】 赤外線画像誘導装置において、地上に目標が居る場合等で赤外線画像情報の中に多数の目標候補が抽出され、真の目標を選択することが困難な状況においても、真の目標に対する誘導が可能な赤外線画像誘導装置を得る。【解決手段】 赤外線画像情報を得るための赤外線カメラと、赤外線画像情報から目標候補を抽出する信号処理部と、レーザにより目標候補との距離を測定するレーザ測距器と、自己位置及び自己姿勢角を算出する慣性計算部と、目標物候補の位置を算出する距離計算部と、目標物位置が格納された位置データベースと、距離計算部が算出した目標物候補の位置と位置データベースに格納された目標物位置とを比較することで目標物候補を選択する目標選択部とを備えた。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
赤外線画像から抽出した目標物に自己を誘導する赤外線画像誘導装置であって、 赤外線を受光し前記赤外線画像を出力する赤外線カメラと、 前記赤外線カメラの指向方向にある物との距離を測定して相対距離を出力するレーザ測距器と、 前記赤外線カメラと前記レーザ測距器を保持するジンバルと、 前記ジンバルの向きを制御するジンバル制御部と、 自己位置と自己姿勢角の情報を出力する慣性計算部と、 前記目標物の大きさと前記目標物の概略位置が登録された目標物データベースと、 前記赤外線画像を予め設定した温度閾値を用いて2値化画像に変換し、前記自己位置と前記目標物データベースの中にある前記目標物の概略位置とから前記目標物までの距離を算出し、前記目標物までの距離と前記目標物の大きさとから前記赤外線カメラからみた前記目標物の画角を算出し、前記目標物の画角と前記赤外線カメラが有する画角と前記赤外線カメラが有する画素数とから前記2値化画像で前記目標物が占める画素数を算出し、算出した前記画素数を基準に前記2値化画像の中から前記目標物の候補として目標物候補を抽出し、前記2値化画像における前記目標物候補の画素位置と前記赤外線カメラの指向方向とを用いて目標物候補が存在する方向を算出して目標候補情報として出力する信号処理部と、 前記レーザ測距器が前記目標候補情報で示される方向にある物との距離を測定した相対距離により前記目標物候補までの距離を求め、前記目標物候補までの距離と前記自己位置と前記目標候補情報とを用いて前記目標物候補の位置を算出する距離計算部と、 前記目標物候補の位置と前記目標物データベースの中の前記目標物の概略位置とを比較し最も差異が少ない位置にある前記目標物候補を選択して前記目標物と判断する目標選択部と、 選択した前記目標物の位置に基いて誘導計算をする誘導計算部とを備えたことを特徴とする赤外線画像誘導装置。
IPC (4件):
G01S 3/782 ,  F42B 15/01 ,  G01S 3/786 ,  G01S 17/08
FI (4件):
G01S3/782 B ,  F42B15/01 ,  G01S3/786 ,  G01S17/08
Fターム (4件):
5J084AA05 ,  5J084AC06 ,  5J084BA03 ,  5J084BB21
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 赤外線撮像装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-057742   出願人:三菱電機株式会社

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