特許
J-GLOBAL ID:200903060764969837

車両用ベルト式無段変速機の油圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-024908
公開番号(公開出願番号):特開平6-213317
出願日: 1993年01月20日
公開日(公表日): 1994年08月02日
要約:
【要約】【目的】 油圧回路系の故障に拘わらず、伝動ベルトの挟圧力の不足を防止する車両用ベルト式無段変速機の油圧制御装置を提供する。【構成】 張力不足領域検出手段520により検出された、伝動ベルト76の張力が不足する領域では、すべり防止手段522により、第4電磁弁158がオン状態とされて張力制御圧Pbeltが所定圧高められることにより伝動ベルト76のすべりが解消される。したがって、張力制御圧Pbeltを調圧する調圧弁224を含む油圧回路系の故障、たとえば張力制御圧調圧弁224のスプール弁子262の固着、第5電磁弁(リニヤ弁)160のスプール弁子246の固着、スロットル弁開度検知弁220のスプール弁子234の固着、バルブ圧調圧弁222のスプール弁子242の固着などに拘わらず、伝動ベルト76の挟圧力の不足状態が好適に解消され得る。
請求項(抜粋):
有効径が可変の一対の可変プーリに伝動ベルトが巻き掛けられることにより変速比が無段階に変化させられる車両用ベルト式無段変速機において、エンジン負荷に対応するエンジン負荷圧と該ベルト式無段変速機の変速比に対応する変速比圧とに基づいて、該伝動ベルトの張力を決定するための張力制御圧を、予め定めた目標圧に調圧する調圧弁を有する形式の油圧制御装置であって、前記調圧弁により前記張力制御圧を目標圧に調圧する制御の実行中において、前記伝動ベルトの張力が不足する領域を検出する張力不足領域検出手段と、該張力不足領域検出手段により検出された、伝動ベルトの張力が不足する領域では、該伝動ベルトのすべりを防止するための処置を施すすべり防止手段とを含むことを特徴とする車両用自動変速機の油圧制御装置。
IPC (5件):
F16H 61/12 ,  F16H 9/00 ,  F16H 59:26 ,  F16H 59:36 ,  F16H 59:70
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平4-347048
  • 特開平3-188844
  • 特開平4-131564
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