特許
J-GLOBAL ID:200903060766821306
風速計測装置および方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
深見 久郎 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-311926
公開番号(公開出願番号):特開2001-133471
出願日: 1999年11月02日
公開日(公表日): 2001年05月18日
要約:
【要約】【課題】 周波数領域において、SN比向上を行なうことができる風速計測装置及び方法を提供する。【解決手段】 加算FFTデータX(m)の初期値として、FFTデータX0(m)の値が設定される(S24)。カウンタkが1つインクリメントされる間に、カウンタlをL回変化させ、k番目のFFTデータXk(m)の位相調整値を見つける(S30〜S36)。すなわち、FFTデータXk(m)の位相をlΔθずつ変化させたL個のFFTデータを作成し、L個のFFTデータの各々を、0番目から(k-1)番目までのFFTデータの加算値である加算FFTデータX(m)と加算する。加算結果の絶対値のピーク値が最大となるように、lの値を選択する(S36)。この加算結果は、k個のFFTデータの位相をそれぞれ同位相とし、加算した値に相当する。
請求項(抜粋):
所定周波数のパルス状電磁波を所定の時間間隔で上空大気中に放射する電磁波放射手段と、予め定められた複数の高度における大気の動揺により散乱されて帰ってくるエコー(散乱波)を受信するエコー受信手段と、前記エコー受信手段に接続され、前記エコーを前記所定周波数と同一の周波数を有する基準電磁波と混合し、前記エコーの周波数と前記基準電磁波の周波数との差成分を所定間隔でサンプリングする第1のサンプリング手段と、前記エコー受信手段に接続され、前記エコーを、前記基準電磁波に対し90°位相がずれた前記所定周波数と同一の周波数を有する直交位相電磁波と混合し、前記エコーの周波数と前記直交位相電磁波の周波数との差成分を前記所定間隔でサンプリングする第2のサンプリング手段と、前記第1および第2のサンプリング手段に接続され、相互に90°位相の異なる差成分のうち、一方を実数部、他方を虚数部とする時間領域複素サンプリングデータを、各高度ごとに所定サンプル数準備する時間領域複素サンプリングデータ獲得手段と、前記時間領域複素サンプリングデータ獲得手段に接続され、各高度ごとに、前記所定サンプル数の時間領域複素サンプリングデータを周波数領域複素サンプリングデータに変換する周波数変換手段と、前記周波数変換手段に接続され、各高度ごとに、所定個数(K個、Kは2以上の整数)の前記周波数領域複素サンプリングデータの位相が同位相となるように、位相調整を行なった後、複素数のまま加算する周波数領域コヒーレント積分手段と、前記周波数領域コヒーレント積分手段に接続され、各高度ごとに、前記周波数領域コヒーレント積分手段の出力に基づいて、風速を計算する風速計算手段とを含む、風速計測装置。
IPC (4件):
G01P 5/00
, G01S 13/50
, G01S 13/95
, G01W 1/00
FI (4件):
G01P 5/00 C
, G01S 13/50 B
, G01W 1/00 C
, G01S 13/95
Fターム (9件):
5J070AB01
, 5J070AC06
, 5J070AD01
, 5J070AE12
, 5J070AH02
, 5J070AH25
, 5J070AH35
, 5J070AK22
, 5J070BA01
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