特許
J-GLOBAL ID:200903060766896799
データ処理方式
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
桑井 清一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-240374
公開番号(公開出願番号):特開平5-056037
出願日: 1991年08月27日
公開日(公表日): 1993年03月05日
要約:
【要約】【目的】 ICカードと端末とのデータ伝送方式において、データの機密性を低下させることなく処理時間を短縮する。【構成】 ICカード12保持者が入力した暗証コードPIN1を予め定めた鍵データRdに従い暗号化し、鍵データK1を生成する。預金残高等をあらわす電文データD1に付加データCER1を付加した合成電文データM1を、鍵データK1に従い暗号化し、暗号電文データMEを生成する。この暗号合成電文データMEは、電文データD1と暗証コードPIN1との情報を有する。暗号合成電文データMEを復号化し、さらに電文データD2と付加データCER2に分離する。分離した付加データCER2を、予めICカード12に格納された付加データCER1と比較する。この結果により、暗証コードPIN1と電文データD2との正当性を判断する。よって、暗号化・復号化の回数、および、端末11とICカード12とのデータの送受信の回数を減少させ、セッションに要する時間を短縮する。
請求項(抜粋):
送信側装置で電文データを暗号化し、該暗号化された電文データを受信側装置に送信し、受信側装置では該暗号化された電文データを復号化することにより、該電文データを送受するデータ処理方式において、上記送信側装置は、上記電文データに識別データを付加し、合成電文データを生成するデータ付加手段と、暗証コードを予め定められた第1の鍵データにより暗号化し、第2の鍵データを生成する第1の暗号化手段と、上記合成電文データを、上記第2の鍵データにより暗号化し暗号合成電文データを生成する第2の暗号化手段と、上記暗号合成電文データを上記受信側装置に送信する送信手段と、を有するとともに、上記受信側装置は、上記送信手段から送信された暗号合成電文データを受信する受信手段と、上記暗号合成電文データを、上記第2の鍵データに対応した第3の鍵データに従い復号化し、復号合成電文データを生成する復号化手段と、上記復号合成電文データを、復号電文データと復号識別データとに分離するデータ分離手段と、上記復号付加データと上記付加データとを比較し、上記復号付加データと上記付加データとが一致する場合には上記暗証コード、および、上記復号電文データは正当であると判断し、上記復号付加データと上記付加データとが一致しない場合には上記暗証コード、および、上記復号電文データは不正であると判断する比較判断手段と、を有することを特徴とするデータ処理方式。
IPC (3件):
H04L 9/28
, G06K 17/00
, G09C 1/00
引用特許:
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