特許
J-GLOBAL ID:200903060774080366

リング型LANにおけるマスタのバックアップ方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-178150
公開番号(公開出願番号):特開平6-030009
出願日: 1992年07月06日
公開日(公表日): 1994年02月04日
要約:
【要約】【目的】マスタステーションがダウンして同期信号または同期用フレームを送信できなくなっても、他のステーションの1つがマスタとなって同期信号または同期用フレームを送信してバックアップできるようにする。【構成】現在マスタとなっているステーションST1 がダウンすると、同期信号Sが送出されなくなるため、各スレーブステーションST2 〜ST6 では同期信号Sが受信されなくなる。この場合、各ステーションST2 〜ST6 のコントローラ2が有するマスタ/スレーブ管理部21は、自身のステーション番号と所定の時間値を掛合せた値を監視タイマ値としてタイマ22にセットし、同タイマ22により時間監視を開始する。もし、タイマ22がタイムアウトとなっても同期信号Sが受信されなかったスレーブステーションがあれば、そのステーションがマスタとなって同期信号Sをリング伝送路L上に送出する。
請求項(抜粋):
複数のステーション相互間のデータ伝送がリング伝送路を介して行われるリング型LAN(ローカルエリアネットワーク)において、前記複数のステーションのうちの1つがマスタステーションに、残りの全ステーションがスレーブステーションになり、前記マスタステーションは、前記リング伝送路を介して同期信号または同期用フレームを常時送信するように構成され、前記各スレーブステーションは、前記マスタステーションからの同期信号または同期用フレームと同期をとって通信を行い、この同期信号または同期用フレームが受信されなくなった場合には、そのステーションに固有の時間を監視し、その監視時間内に前記同期信号または同期用フレームが受信できなければ、前記マスタステーションがダウンしたものと判断して、そのステーションが新たにマスタステーションとなって同期信号または同期用フレームを送信するように構成され、前記マスタステーションのダウンを最初に検出したスレーブステーションが同マスタステーションをバックアップして新たにマスタステーションとなることを特徴とするリング型LANにおけるマスタのバックアップ方式。
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭63-007055
  • 特開昭62-213447
  • 特開昭58-111454
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