特許
J-GLOBAL ID:200903060778366680

スクータの車体構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小松 清光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-192930
公開番号(公開出願番号):特開平8-034381
出願日: 1994年07月25日
公開日(公表日): 1996年02月06日
要約:
【要約】【目的】重量増加を防止しつつ車体フレーム40を高剛性にする。【構成】 車体中心方向へ延びるメインフレーム42の後端部を第1のクロスメンバ50の中間部へ溶接し、第1のクロスメンバ50の両端部を上方へ屈曲させて左右のサイドフレーム44へ溶接する。サイドフレーム44は左右一対をなして拡開しつつ斜め上がり後方へ延びるとともに、前端部をメインフレーム42の後端部よりも前方部分へ斜めに接続させる。これにより、側面視において第1のクロスメンバ50とメインフレーム42及びサイドフレーム44の間で略三角形のトラス構造を形成し、さらに、平面視においても、左右のサイドフレーム44の前部と第1のクロスメンバ50及びメインフレーム42の間でもトラス構造を形成する。その結果、重量増加を抑えつつ車体剛性が著しく大きくなり、メインフレーム42、サイドフレーム44及び第1のクロスメンバ50で囲まれた空間内にバッテリ66を配設して支持できる。
請求項(抜粋):
前輪の繰向軸を支持するヘッドパイプから車体中心に沿って斜め下がり後方に延び、さらに略水平に後方へ延びるメインフレームと、このメインフレームの後部へ接続し、拡開しつつ斜め上がり後方へ延びる左右一対のサイドフレームと、この左右のサイドフレーム間を連結するクロスメンバとを備えたスクータにおいて、サイドフレームの先端部をメインフレームに対してその後端部よりも前方で斜めに接続し、かつメインフレームの後端部とサイドフレームの間を上下方向へ延びる上下連結部材で接続し、メインフレームの後端部とサイドフレームの前端部と上下連結部材によって側面視において略三角形をなすトラス構造を構成するとともに、メインフレームの後端部とサイドフレームの前端部と上下連結部材とで囲まれた空間をバッテリの配設スペースにしたことを特徴とするスクータの車体構造。
IPC (2件):
B62K 11/02 ,  B62J 11/00
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭63-263184
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-263184

前のページに戻る