特許
J-GLOBAL ID:200903060785002359

復調回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木村 高久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-004201
公開番号(公開出願番号):特開平7-212420
出願日: 1994年01月19日
公開日(公表日): 1995年08月11日
要約:
【要約】【目的】 遅延検波回路の入力信号の振幅差や直流オフセットに起因する符号判定誤り率の悪化を抑え、受信精度良好な復調回路を提供する。【構成】 π/4シフトQPSK変調信号を直交復調した2つのベースバンド復調信号a、bを増幅器1A、2Aによりそれぞれ信号c、dへと増幅した後、遅延検波回路3により現信号と1符号時間前の信号との位相差を表す遅延検波出力信号e、fを生成して出力する。符号判定回路4はその遅延検波出力信号e、fが予め判明している4つの位相点のいずれに集束しているかを判定して被変調符号を復号する。遅延検波出力信号e、fの符号判定時間における散らばり具合を散らばり検出回路6により検出し、その検出結果に基づき制御回路7により散らばり具合が小さくなるように増幅器1A及び2Aの増幅特性を制御する。
請求項(抜粋):
ディジタル直交位相変調方式によって変調された2つのベースバンド信号を受信して復調する復調回路において、2つのベースバンド復調信号を各々増幅する独立した2つの増幅手段と、増幅された2つのベースバンド信号を用いて遅延検波する遅延検波手段と、該遅延検波手段の遅延検波出力信号が符号判定タイミング毎にどの位相点に集束するかにより該集束した位相点に相当する符号を判定する符号判定手段と、前記符号判定タイミングにおける前記遅延検波出力信号の理想集束位相点からの分散の程度を検出する分散検出手段と、該分散検出手段の検出結果に基づき少なくとも前記いずれか一方の増幅手段の増幅特性を制御する制御手段とを具備することを特徴とする復調回路。

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