特許
J-GLOBAL ID:200903060785998683

ラッチ錠

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 折寄 武士
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-120914
公開番号(公開出願番号):特開平8-291658
出願日: 1995年04月22日
公開日(公表日): 1996年11月05日
要約:
【要約】【目的】 ばねで係合姿勢の側へ向かって進出付勢されるラッチボルト5を備えているラッチ錠において、ラッチボルトを操作具で解錠操作したとき、係合解除状態にラッチボルトを保持できるようにし、複数個のラッチ錠が蓋体に装着してある場合の解除操作を容易化する。【構成】 ラッチ錠にラッチボルト5を解錠状態に保持固定するホールド機構を付加する。ホールド機構は、ラッチボルト5に沿ってスライドするホールド体22と、これを進出付勢するばね23と、ラッチボルト5に設けたロックアーム24、および接当部25などで構成する。ラッチボルト5の解除動作を利用して、ロックアーム24を接当部25で係合姿勢に切り換える。この状態のロックアーム24をホールド体22に設けたストッパー片26で受け止める。ホールド体22は受金具2の周縁壁で受け止められる。その結果、ラッチボルト5を係合解除位置に保持固定できる。
請求項(抜粋):
ケース4でスライド自在に案内支持されるラッチボルト5と、ラッチボルト5を開口枠1に設けた受金具2と係合する向きに移動付勢するばね6と、ケース4の外面に設けられて、ラッチボルト5をばね6の付勢力に抗して係合解除操作する操作具7と、ラッチボルト5を操作具7で係合解除操作した状態において、ラッチボルト5を係合解除状態のまま位置保持するホールド機構を備えているラッチ錠であって、ホールド機構は、ラッチボルト5の周辺部に隣接配置されて、ラッチボルト5に沿ってスライド自在に案内支持したホールド体22と、ホールド体22をラッチボルト5の付勢方向と同じ向きに移動付勢するばね23と、ラッチボルト5に同行移動可能に支持されて、待機姿勢と係合姿勢との間で揺動するロックアーム24と、ラッチボルト5がばね6に抗して係合解除操作されるとき、ロックアーム24を係合姿勢に切り換え操作する接当部25と、ホールド体22に設けられて、係合姿勢に切り換わったロークアーム24を復帰揺動不能に受け止め支持するストッパー片26とを備えており、操作具7でラッチボルト5を係合解除操作した状態において、ホールド体22の進出端が受金具2の周縁壁で受け止め支持されて、ラッチボルト5がロックアーム24とストッパー片26を介してホールド体22で進出不能に保持してあるラッチ錠。

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