特許
J-GLOBAL ID:200903060787684562
ワイヤーロープの乱巻防止装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
林 孝吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-083597
公開番号(公開出願番号):特開平6-293497
出願日: 1993年04月09日
公開日(公表日): 1994年10月21日
要約:
【要約】【目的】 ウインチを巻下げ操作したときにワイヤーロープの乱巻を防止して、オペレータの操作を簡便にする。【構成】 制御モードが開始されてワイヤーロープを巻下げ操作するとき、圧力検出手段37,38により油圧モーター17の入口と出口の圧力を読み込んで差圧を算出する。この差圧とドラム20の回転数とワイヤーロープの掛け数から吊り荷重を演算する。吊り荷重が制御モード開始時の荷重以下となったときは、操作レバーのパイロット圧に応じた傾転角ψL と、差圧に応じた傾転角ψC とを比較し、何れか小である傾転角で油圧ポンプ11を制御する。
請求項(抜粋):
可変容量形の油圧ポンプの吐出油を方向制御弁を介して油圧モーターへ導出し、該油圧モーターによりドラムを回転させてワイヤーロープを巻上げ下げするウインチに於いて、ドラムの回転数を検出する手段と、ドラムに巻回されたワイヤーロープの掛け数を検出する手段と、油圧モーターの入口と出口の圧力を検出する手段と、方向制御弁の操作レバーのパイロット圧を検出する手段と、制御モードの開始スイッチとを設け、制御モードが開始されてワイヤーロープを巻下げ操作するとき、油圧モーターの入口と出口の圧力を読み込んで差圧を算出し、この差圧とドラムの回転数とワイヤーロープの掛け数から吊り荷重を演算し、操作レバーのパイロット圧によって決まる油圧ポンプの傾転角ψL を算出するとともに、前記差圧に応じて決まる油圧ポンプの傾転角ψC を算出し、該吊り荷重が制御モード開始時の荷重より大であるときは、操作レバーのパイロット圧によって決まる油圧ポンプの傾転角ψL で運転し、該吊り荷重が制御モード開始時の荷重以下となったときは、操作レバーのパイロット圧によって決まる油圧ポンプの傾転角ψL と前記差圧に応じて決まる油圧ポンプの傾転角ψC とを比較し、何れか小である傾転角となるように油圧ポンプを制御することを特徴とするワイヤーロープの乱巻防止装置。
IPC (3件):
B66D 1/54
, B66D 1/08
, B66D 1/44
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