特許
J-GLOBAL ID:200903060800496860
干渉波除去装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-149038
公開番号(公開出願番号):特開平5-344029
出願日: 1992年06月09日
公開日(公表日): 1993年12月24日
要約:
【要約】【目的】角度ダイバーシティ受信を用いる見通し外通信回線において希望波対干渉波レベル比をマイナスとするような強度の広帯域干渉波が存在する場合に、ダイバーシティ効果を損なわないで広帯域干渉波の除去とマルチパス歪の除去を実現する。【構成】角度ビームホーン103Aを方向制御し、角度ダイバーシティブランチ間での希望波にτだけの遅延差を生じさせるために判定帰還形等化器119出力の判定データを遅延素子121により遅延させ、相関器114により角度ビーム受信波322との相関値をとり、AGC増幅器106,107,108,109と、乗算器110,111と、相関器112,113と、加算器115と、減算器116とから構成されるパワー・インバージョン・アダプティブ・アレイにより広帯域干渉波除去を行う。また、切替器117は干渉除去を行わない時にはダイバーシティの最大比合成出力であるAGC増幅器108の出力を選択し、干渉除去動作時にはAGC増幅器109出力を選択する。
請求項(抜粋):
角度ビームの受信を行うための角度ビームホーンおよび受信機、この受信機出力レベル変動除去用の第1のAGC増幅器、第1のAGC増幅器出力信号とダイバーシティ合成後の出力信号との相関をとる第1の相関器、第1の相関器の相関値と前記第1のAGC増幅器の出力信号との乗算を行う第1の乗算器を有する第1の受信手段と、主ビームの受信を行うための主ビームホーンおよび受信機、この受信機出力レベル変動除去用の第2のAGC増幅器、第2のAGC増幅器出力信号とダイバーシティ合成後の出力信号との相関をとる第2の相関器、第2の相関器の相関値と前記第2のAGC増幅器出力信号との乗算を行う第2の乗算器を有する第2の受信手段と、前記第1および第2の受信手段の出力信号を入力して合成を行う加算器、前記第1および第2の受信手段の出力信号を入力して主として混入する干渉波信号を逆相合成する減算器、前記加算器又は前記減算器いずれかの出力信号を選択する切替器、この切替器の出力に接続される適応整合フィルタおよび判定帰還形等化器を有するダイバーシティ合成および回線品質補償手段とを備えている干渉波除去装置において、前記回線品質補償手段の出力信号を所定時間τだけ遅延させる遅延素子と、前記第1のAGC増幅器の出力信号と前記遅延素子の出力信号とを入力して相関をとる第3の相関器と、前記第3の相関器の相関値信号を入力して前記相関値信号の相関値が最大となるように前記角度ビームホーンの仰角を制御する角度ビームホーン制御手段とを有することを特徴とする干渉波除去装置。
IPC (2件):
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