特許
J-GLOBAL ID:200903060804424529

タンパクの平均カルボキシメチル化率の測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-040554
公開番号(公開出願番号):特開平11-237380
出願日: 1998年02月23日
公開日(公表日): 1999年08月31日
要約:
【要約】【課題】 臨床検査領域において、糖尿病または糖尿病合併症の指標となり得る生体成分中のカルボキシメチル化タンパク濃度及び生体成分中のタンパクの平均カルボキシメチル化率を高感度で測定するするための方法を提供する。【解決手段】 予め測定可能な任意の量のタンパクを含有する血液等の被検体溶液と、抗カルボキシメチル化タンパク抗体が固定化された不溶性担体とを接触させて被検体溶液中のカルボキシメチル化タンパクを抗原抗体反応により該不溶性担体に結合させ、次いで該カルボキシメチル化タンパクが結合した不溶性担体を被検体溶液と分離した後に酢酸イオン等のカオトロピックイオンを含む水溶液と接触させて不溶性担体からカルボキシメチル化タンパクを溶離し、次いで溶離されたカルボキシメチル化タンパクをアミノ酸単位に加水分解した後に、カルボキシメチル化アミノ酸の量を測定することにより、被検体溶液中のタンパクの平均カルボキシメチル化率を決定する。
請求項(抜粋):
測定可能な任意の量のタンパクを含有する被検体溶液と、抗カルボキシメチル化タンパク抗体が固定化された不溶性担体とを接触させて被検体溶液中のカルボキシメチル化タンパクを抗原抗体反応により該不溶性担体に結合させ、次いで該カルボキシメチル化タンパクが結合した不溶性担体を被検体溶液と分離した後に不溶性担体からカルボキシメチル化タンパクを溶離し、次いで溶離されたカルボキシメチル化タンパクをアミノ酸単位に加水分解した後に、カルボキシメチル化アミノ酸の量を測定することにより、被検体溶液中のタンパクの平均カルボキシメチル化率を決定することを特徴とするタンパクの平均カルボキシメチル化率の測定方法。
IPC (2件):
G01N 33/53 ,  G01N 33/50
FI (2件):
G01N 33/53 D ,  G01N 33/50 T

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