特許
J-GLOBAL ID:200903060807478050

ピアス孔加工用金型とピアス孔の加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-143320
公開番号(公開出願番号):特開平8-332529
出願日: 1995年06月09日
公開日(公表日): 1996年12月17日
要約:
【要約】【目的】 本発明の主たる目的は、ピアス孔を有するワークの疲労強度を高めることができるようなピアス孔加工用の金型を提供することにある。【構成】 ダイ11とポンチ12を備えたピアス孔加工用の金型10において、ダイス穴15のポンチ側の開口縁部の全周に、突縁16が設けられている。突縁16の外周面は、突縁16の先端17から根元側が広がるようなテーパ部18となっている。ポンチ12は、ダイス穴15の穴幅よりも大きな幅の基部25と、ダイス穴15に挿入可能な寸法の先端部26とを有し、基部25と先端部26との間に、ポンチ12の全周にわたってテーパ部27が設けられている。このテーパ部27は、ダイ側テーパ部18と対向する位置にあり、ポンチ12によってピアス孔を打ち抜いたのちに、ダイ側テーパ部18とポンチ側テーパ部27とによってピアス孔の内周部が加圧されるようにしている。
請求項(抜粋):
板状のワークにピアス孔を形成するための金型であって、上記ピアス孔に応じた形状のダイス穴を有するダイと、上記ダイス穴の穴幅よりも幅の大きい基部を有するとともに上記ダイス穴に挿入可能な幅の先端部を有していて上記ダイに対して所定位置まで前進した状態において上記先端部が上記ダイス穴に挿入されるポンチとを具備し、上記ダイス穴のポンチ側の開口縁部に、ポンチ側に突出しかつその先端からダイ表面に向って外周面がテーパ状に広がるように傾斜するダイ側テーパ部を有する突縁を設けるとともに、上記ポンチの先端部と基部との間に、上記ダイ側テーパ部と対向しかつこのポンチの上記先端部から上記基部に向ってテーパ状に幅が広がるポンチ側テーパ部を設けたことを特徴とするピアス孔加工用金型。
IPC (3件):
B21D 28/26 ,  B21D 28/16 ,  B21D 28/34
FI (4件):
B21D 28/26 ,  B21D 28/16 ,  B21D 28/34 C ,  B21D 28/34 D

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