特許
J-GLOBAL ID:200903060809111030

内燃機関の回転数制御装置及びヒートポンプシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-131397
公開番号(公開出願番号):特開平9-291849
出願日: 1996年04月27日
公開日(公表日): 1997年11月11日
要約:
【要約】【課題】 オーバシュートによる吹き上がりを抑えつつ、実回転数の設定回転数からのずれ量を小さく抑えるようにエンジンを制御する。【解決手段】 エンジンは実回転数N2を設定回転数N1に一致させるように、PID制御により回転数制御される。燃料供給量のばらつきが原因で実回転数N2が落ち込んでしきい値Aを越えると、実回転数N2の復帰勾配を加速するため、PID制御の指令値Sbに対し付加値Saを付加する補正が実施される。付加値Saが描く1サイクル(付加サイクル)の波形は、最大値に至る上昇時の傾きが急で、最大値から下降時の傾きが緩やかに設定されており、最大値では所定時間保持される。しきい値A、付加サイクルの周期及び最大値には、回転数のばらつきを最小とする予備試験から求めた値が採用されており、指令値Sbの補正は、実回転数N2がしきい値Aを回復するまで複数サイクル実行される。
請求項(抜粋):
内燃機関の実回転数を検出するための検出手段と、前記内燃機関の実回転数を設定回転数に制御するため、前記検出手段からの検出値と設定値との偏差に応じた指令値を出力する制御手段とを備えた内燃機関の回転数制御装置において、前記内燃機関の実回転数が前記設定回転数から所定回転数ずれて設定されたしきい値を越えると、該実回転数の前記設定回転数への復帰勾配を大きくするように予め前記指令値の制御特性から1サイクルの波形が設定された付加値を、少なくとも該実回転数が前記設定回転数に復帰する手前の目標回転数に達するまで前記指令値に対して少なくとも1回付加する補正手段を備えている内燃機関の回転数制御装置。
IPC (5件):
F02G 5/04 ,  F02D 29/04 ,  F02D 41/14 320 ,  F02D 45/00 322 ,  F25B 27/00
FI (5件):
F02G 5/04 U ,  F02D 29/04 A ,  F02D 41/14 320 A ,  F02D 45/00 322 D ,  F25B 27/00 B

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