ケーブル・ネットワークシステム

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：鈴江武彦 (外6名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-276493
公開番号（公開出願番号）：特開平10-126430
出願日： 1996年10月18日
公開日（公表日）： 1998年05月15日
要約：

【要約】【課題】加入者装置のデータ送信状態が変化する場合でもこの変化に応じて常に最適な送信期間の割り当てを行なえるようにし、これにより加入者装置が要求する通信品質を十分に保証した上で上りデータの伝送効率の向上を図る。【解決手段】パーソナル・コンピュータとサーバとの間にフロー予約プロトコルに従って帯域の予約を設定した後、パーソナル・コンピュータからパケットが送出されるごとに通信制御装置がリクエスト信号を中央制御装置へ送信し、中央制御装置は予め設定したスロット割当てウインドウの期間内に受信した各リクエストをそのタイムスタンプ情報に応じて並べ替え、この並べ替えた各リクエストに対し順次重み付けスケジューリング手順に従って要求バイト長に応じたスロット割当てを行なうようにしたものである。

請求項（抜粋）：

中央装置と、この中央装置に対し双方向伝送路を介して接続される複数の情報通信装置とを備え、これらの情報通信装置間で前記中央装置を経由してデータの双方向多重伝送を行なうケーブル・ネットワークシステムにおいて、前記複数の情報通信装置の各々は、送信すべきデータが発生するごとに当該データの伝送容量を表わす情報を少なくとも含むリクエスト信号を作成して前記中央装置へ送信するリクエスト送信手段と、前記リクエスト信号に応答して前記中央装置から送信割当期間が通知された場合に、この通知された送信割当期間に前記データを送信するデータ送信手段とを備え、かつ前記中央装置は、前記情報通信装置から送信されたリクエスト信号を受信するリクエスト受信手段と、このリクエスト受信手段により受信されたリクエスト信号に含まれる伝送容量を表わす情報と、当該リクエスト信号を送信した情報通信装置に予め設定された通信帯域とに基づいて、前記リクエスト信号を送信した情報通信装置に対する送信割当期間を決定するスケジューリング手段と、このスケジューリング手段により決定された送信割当期間を、前記リクエスト信号送信元の情報通信装置に通知する送信割当期間通知手段とを備えたことを特徴とするケーブル・ネットワークシステム。

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