特許
J-GLOBAL ID:200903060826239369

エアバッグ用インフレータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-128731
公開番号(公開出願番号):特開平5-319199
出願日: 1992年05月21日
公開日(公表日): 1993年12月03日
要約:
【要約】【目的】 エアバッグの展開形状を好適なものとする。インフレータ作動直後の発生ガス圧を低くし、その後、該ガス圧を高くする。【構成】 第1の室20内にはガス発生剤22が装填されている。キャップ部16には第1の開口24が設けられている。本体12と蓋部14とで囲まれる部分が第2の室26であり、ガス発生剤28が装填されている。蓋部14の外周面には第2の開口30が設けられている。本体12の中央には点火器32が設けられている。第1の室20と第2の室26とを連通する連通口34が蓋部14に穿設されており、この連通口34を塞ぐようにプレート又はフィルム36が接着、溶着などの手法により設けられている。このプレート又はフィルムは、金属又は合成樹脂よりなり、第2の室26内のガス圧が所定圧以上になると破れる耐圧特性を有している。【効果】 インフレータ作動直後には、エアバッグが座席乗員に対し上下又は左右方向にすばやく展開され、その後、エアバッグ本来の形状に膨らむ。このため、乗員を確実に保護することができる。
請求項(抜粋):
車両の座席の乗員を保護するエアバッグ装置のエアバッグを展開させるインフレータであって、ガス噴出用の開口を有したケーシングと、該ケーシング内に装填されたガス発生剤と、該ケーシングに設けられた該ガス発生剤の反応を開始させるための点火器とを備えてなるエアバッグ用インフレータにおいて、前記開口は、ガスを座席乗員に向かう乗員指向方向に噴出させるようケーシングの乗員指向面部分に設けられた第1の開口と、該乗員指向方向に対し斜交ないし直交する側方向にガスを噴出させるようにケーシングの側方指向面部分に設けられた第2の開口とを備えており、該ケーシング内には、該第1の開口に通じる第1の室と、該第1の室に通じる第2の室とが隔壁によって区画形成され、これら第1及び第2の室内にそれぞれガス発生剤が装填されており、前記点火器は、該第2の室内のガス発生剤を点火するように設けられており、該隔壁には、該第1の室と第2の室とを連通する連通口が設けられており、該連通口には、該第2の室内のガス圧が所定圧力にまで高まると該第2の室内のガスが第1の室内へ流出することを許容するガス制御手段が設けられていることを特徴とするエアバッグ用インフレータ。
IPC (2件):
B60R 21/26 ,  B01J 7/00

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