特許
J-GLOBAL ID:200903060826839412

鉛滓からの鉛、錫、ビスマスの分離方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 基弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-296254
公開番号(公開出願番号):特開2000-109939
出願日: 1998年10月05日
公開日(公表日): 2000年04月18日
要約:
【要約】【課題】 銅製錬工程において、転炉で生成するダストの浸出で得られる鉛滓からその主成分である錫、鉛、ビスマスを効率的に分離すること。0【解決手段】 鉛、錫、ビスマスを含む鉛滓を炭酸化し、鉛、錫、ビスマスを含む炭酸化滓を得、炭酸化滓を硝酸溶解し、その際炭酸化滓を終点pHが1〜3になるように追加添加し、鉛を含む硝酸溶解液と、錫とビスマスとを含む硝酸溶解残渣を生成し、鉛を含む硝酸溶解液を硫酸化して鉛を含む精鉛滓を回収し、錫とビスマスとを含む硝酸溶解残渣を塩酸溶解して錫を含む塩酸溶解残渣を錫原料とし、ビスマスを含む塩酸溶解液からビスマスを回収する。炭酸化滓を硝酸溶解する際炭酸化滓を終点pHが1〜3になるように追加添加することにより、溶解残渣におけるビスマス分配率を100%近くまで高めることができる。
請求項(抜粋):
鉛滓からの鉛、錫、ビスマスの分離方法であって、(1)鉛、錫、ビスマスを含む鉛滓を炭酸化して、鉛、錫、ビスマスを含む炭酸化滓を得る工程、(2)該炭酸化滓を酸溶解し、その際前記炭酸化滓を終点pHが1〜3になるように追加添加し、鉛を含む溶解液と、錫とビスマスとを含む溶解残渣を生成する工程、(3)鉛を含む溶解液から鉛を含む精鉛滓を回収する工程、(4)他方、錫とビスマスとを含む溶解残渣を酸溶解して錫を含む溶解残渣を錫原料とする工程、及び(5)ビスマスを含む溶解液からビスマス原料を回収する工程を包含することを特徴とする鉛滓からの鉛、錫、ビスマスの分離方法。
IPC (5件):
C22B 3/44 ,  C22B 7/02 ,  C22B 13/00 ,  C22B 25/00 ,  C22B 30/06
FI (5件):
C22B 3/00 Q ,  C22B 7/02 B ,  C22B 30/06 ,  C22B 13/04 ,  C22B 25/04
Fターム (7件):
4K001AA05 ,  4K001AA20 ,  4K001AA24 ,  4K001BA12 ,  4K001CA08 ,  4K001DB05 ,  4K001DB23
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭45-002834

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