特許
J-GLOBAL ID:200903060834939590

車両のスリツプ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-171365
公開番号(公開出願番号):特開平5-016782
出願日: 1991年07月11日
公開日(公表日): 1993年01月26日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 路面摩擦係数が中μ以上で、かつ車速が低い場合における車両の制動性を向上させることができる車両のスリップ制御装置を提供する。【構成】 車輪速検出手段と、車輪のブレーキ圧を調整する油圧調整手段と、検出された車輪速に基づいて車両の疑似車体速を算出する疑似車体速算出手段と、車輪速に基づいて路面摩擦係数推定手段とを備え、これらに基づいて、ブレーキ圧が、少なくとも増圧フェーズと減圧フェーズとを含むサイクルに従って周期的に増減するように油圧調整手段を作動させる制御手段を備えてなる車両のスリップ制御装置において、路面摩擦係数が中μ以上の場合には、低速時における車輪のブレーキ圧に対する制御特性を、中速以上のときに比べて、車輪がロック傾向となるように設定したことを特徴とする。
請求項(抜粋):
車輪の回転速度を検出する車輪速検出手段と、車輪のブレーキ圧を調整する油圧調整手段と、上記車輪速検出手段によって検出された車輪速に基づいて当該車両の疑似車体速を算出する疑似車体速算出手段と、同じく車輪速に基づいて路面摩擦係数を推定する路面摩擦係数推定手段とを備えるとともに、少なくとも上記疑似車体速と路面摩擦係数とに基づいて、上記ブレーキ圧が、少なくとも増圧フェーズと減圧フェーズとを含むサイクルに従って周期的に増減するように上記油圧調整手段を作動させる制御手段を備えてなる車両のスリップ制御装置において、上記路面摩擦係数が所定値以上の場合には、低速時における車輪のブレーキ圧に対する制御特性を、中速以上のときに比べて、車輪がロック傾向となるように設定したことを特徴とする車両のスリップ制御装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭50-144892
  • 特開昭60-191861

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