特許
J-GLOBAL ID:200903060838489000

バックグランドノイズの減少を伴う液相核酸サンドイッチアッセイ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-160218
公開番号(公開出願番号):特開2004-301849
出願日: 2004年05月28日
公開日(公表日): 2004年10月28日
要約:
【課題】 液相ハイブリダイゼーションアッセイにおいて生じるバックグランドシグナルを、本質的に減少する新規の技術を提供すること。この技術は、目的の標的ポリヌクレオチドの存在下においてのみ生成される検出可能なシグナルを提供するように、非特異的ハイブリダイゼーションおよび非特異的結合の現象を排除するまたは有意に減少することを前提とする。新規アッセイを行うためのキットを提供すること。【解決手段】 分析物を固体の支持体に結合する工程、分析物を標識する工程、および支持体上の標識の存在を検出する工程を包含する、液相サンドイッチハイブリダイゼーションの改良。
請求項(抜粋):
サンプル中の核酸分析物の存在を検出するサンドイッチハイブリダイゼーションアッセイであって: (a)固体支持体上に捕獲プローブを有する固体支持体と、該分析物中の核酸配列にハイブリダイズし得る第1のセグメントC-1および該捕獲プローブの核酸配列にハイブリダイズし得る第2のセグメントC-2を有する捕獲エキステンダー分子と、該分析物中の核酸配列にハイブリダイズし得る第1のセグメントL-1およびプリアンプリファイアープローブの核酸配列P-1にハイブリダイズし得る第2のセグメントL-2を有する標識エキステンダー分子と、核酸配列P-1を有し、そして核酸配列P-2を介して多数の増幅マルチマーと結合し得るプリアンプリファイアープローブと、P-2にハイブリダイズし得る核酸配列M-1および標識プローブにハイブリダイズし得る核酸配列M-2を含む多数の同一のオリゴヌクレオチドサブユニットを含有する増幅マルチマーと、M-2にハイブリダイズし得、そして直接的または間接的に、検出可能なシグナルを生じさせる配列L-3を含む標識プローブとを提供する工程; (b)該固体支持体上で、同時にまたは任意の順序で連続して、該捕獲エキステンダー分子、標識エキステンダー分子、および該捕獲プローブと共に、ハイブリダイゼーション条件下で該核酸分析物をインキュベートして、支持体に結合した第1のハイブリッド複合体を形成する工程であって、ここで該捕獲エキステンダー分子の少なくとも2つが該アッセイのために該分析物にハイブリダイズし、検出可能なシグナルを生じなければならない、工程; (c)次いで、必要に応じて、該固体支持体に結合しない物質を分離する工程; (d)次いで、ハイブリダイゼーション条件下で該支持体に結合した第1のハイブリッド複合体と該プリアンプリファイアープローブおよび該増幅マルチマーとを接触させて、支持体に結合した第2のハイブリッド複合体を生成する工程; (e)次いで、必要に応じて、該固体支持体に結合しない物質を分離する工程; (f)ハイブリダイゼーション条件下で、該支持体に結合した第2のハイブリッド複合体と該標識プローブとを接触させて、標識された、支持体に結合した第3のハイブリッド複合体を生成する工程; (g)次いで、該固体支持体に結合しない物質を分離する工程; (h)該支持体に結合した第3のハイブリッド複合体における標識の存在を検出する工程;ならびに (i)該支持体に結合した第3のハイブリッド複合体における該標識の存在を該サンプル中の該核酸分析物の存在と相関させる工程、を包含し、 ここで、該核酸分析物が、該捕獲プローブと、捕獲エキステンダー分子と、核酸分析物との間で形成される該ハイブリッド複合体の該捕獲プローブから解離する融解温度Tm1が、該捕獲プローブと捕獲エキステンダー分子との間で形成されるハイブリッド複合体の融解温度Tm2よりも少なくとも約5°C高い、アッセイ。
IPC (4件):
G01N33/543 ,  C12Q1/68 ,  G01N33/53 ,  G01N33/566
FI (5件):
G01N33/543 541Z ,  C12Q1/68 A ,  G01N33/53 M ,  G01N33/566 ,  C12N15/00 A
Fターム (11件):
4B024AA11 ,  4B024CA05 ,  4B024CA09 ,  4B024HA14 ,  4B063QA13 ,  4B063QQ42 ,  4B063QR32 ,  4B063QR55 ,  4B063QR84 ,  4B063QS34 ,  4B063QX02

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