特許
J-GLOBAL ID:200903060838776408

作動装置付浮体式起伏型ゲート設備及び同設備の監視システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小堀 益 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-341664
公開番号(公開出願番号):特開2001-159126
出願日: 1999年12月01日
公開日(公表日): 2001年06月12日
要約:
【要約】【課題】 自動作動による開閉障害が発生した場合でも容易に障害を排除することが可能な作動装置付浮体式起伏型ゲート設備を提供する。【解決手段】 河川、堤防等に設けられる浮体式起伏型扉体11に回転作動用駆動軸20を取付け、水路側部に設けた作動室内に、駆動軸20に結合された駆動用アーム21及びそれを回転作動させる両ロッド式シリンダー22を配置し、ポンプによってシリンダー22を伸縮させる液圧回路を設けると共に、ポンプとシリンダー22との間に、ポンプの作動液の通路をシリンダー22の伸側液室または縮側液室のいずれか一方または閉塞位置に切り替える3方向制御弁と、シリンダーの伸側と縮側を連通位置または閉塞位置に切り替える切替弁とを設けて、通常は河川水位の変動に対し無動力・自動開閉作動を行うが、自動作動に障害が発生した場合は管理者が任意に全閉・全開操作するようにした作動装置付浮体式起伏型ゲート設備。
請求項(抜粋):
河川、堤防等に設けられる樋門・樋管ゲートにおいて、水路下部床にヒンジ方式で設置され、河川水位の変動によって無動力、かつ自動的に樋門・樋管の通水断面を開放、または閉塞するよう起立・倒伏作動する浮体式起伏型扉体からなる逆流防止用のゲート設備において、前記浮体式起伏型扉体に回転作動用駆動軸を取付け、水路側部に設けた作動室内に、前記駆動軸に結合された駆動用アーム及び同駆動用アームを回転作動させる両ロッド式シリンダーを配置し、ポンプによって前記シリンダーを伸縮させる液圧回路を設けると共に、前記ポンプと前記シリンダーとの間に、前記ポンプの作動液の通路を前記シリンダーの伸側液室または縮側液室のいずれか一方または閉塞位置に切り替える3方向制御弁と、前記シリンダーの伸側と縮側を連通位置または閉塞位置に切り替える切替弁とを設け、これにより、前記3方向制御弁を閉塞位置に操作し、前記切替弁を連通位置に操作したときは、前記シリンダー内の伸側液室と縮側液室の作動液が互いに自由に移動することを可能とすることで前記シリンダーが前記扉体の無動力、かつ自動的な動作を制限しないようにし、前記切替弁を閉塞位置に操作し、前記3方向制御弁を前記シリンダーの伸側液室または縮側液室のいずれか一方に切り替えたときは、前記ポンプから送られる作動液により前記扉体を任意に起伏作動させることができるようにしたことを特徴とする作動装置付浮体式起伏型ゲート設備。
IPC (2件):
E02B 7/44 ,  E02B 7/20 104
FI (2件):
E02B 7/44 ,  E02B 7/20 104
Fターム (1件):
2D019AA41
引用特許:
出願人引用 (2件)

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