特許
J-GLOBAL ID:200903060840099073

エバポパージシステムの故障診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-232189
公開番号(公開出願番号):特開平6-081727
出願日: 1992年08月31日
公開日(公表日): 1994年03月22日
要約:
【要約】【目的】 本発明は内燃機関の蒸発燃料をキャニスタ内の吸着剤に吸着させ、吸着させた燃料を所定運転条件下で内燃機関の吸気系へ放出して燃焼させるエバポパージシステムの故障診断装置に関し、タンク内圧に影響する変数を燃温のみとして正確な診断をすることを目的とする。【構成】 前回の機関停止時の燃温THFOと今回機関始動時の燃温THFとの差が5°Cより大であるか判定する(ステップ110)。THFO-THF>5°Cのときは、機関始動時の燃温が十分に低く、それに伴いタンク内圧Pはエバポ系が正常のときは-50mmAqよりも負圧側の値となる。従って、ステップ112でタンク内圧Pが-50mmAqより負圧側の値か否か判定し、タンク内圧Pが-50mmAqより正圧側の値のときは異常と判定する(ステップ113)。
請求項(抜粋):
燃料タンクからの蒸発燃料をベーパ通路を通してキャニスタ内の吸着剤に吸着させ、所定運転時に該キャニスタ内の吸着燃料をパージ通路を通して内燃機関の吸気通路へパージするエバポパージシステムの故障を診断する装置において、前記内燃機関の停止時から該内燃機関の始動後所定条件成立するまでは、前記燃料タンクに連通する前記ベーパ通路を閉塞する弁装置と、前記燃料タンクから前記弁装置までの経路の圧力を検出する圧力検出手段と、前回の機関停止時の前記燃料タンク内の燃温と今回の機関始動時の燃温との差が実質的に所定値以上あるか否か判定する燃温変化判定手段と、該燃温変化判定手段により該燃温の差が該所定値以上あると判定されたときに、前記圧力検出手段により検出された圧力が所定値以上であるとき異常と判定する異常判定手段とを備えることを特徴とするエバポパージシステムの故障診断装置。
IPC (3件):
F02M 25/08 301 ,  F02B 77/08 ,  G01M 15/00

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