特許
J-GLOBAL ID:200903060849231802

超音波画像処理装置及び超音波エコー信号処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-370291
公開番号(公開出願番号):特開2003-164449
出願日: 2001年12月04日
公開日(公表日): 2003年06月10日
要約:
【要約】【課題】 生体組織と金属製手術器具との反射率の違いにより、それらが同時に存在する手術部位を好適に表現する超音波画像が得られない。【解決手段】 三次元空間を走査する超音波ビームそれぞれに沿って投影演算を行って、各ビームに対応する画素値を定める。エコーデータ弁別回路50は、エコー値を、生体組織に対応した低エコー値範囲RLと金属物体に対応した高エコー値範囲RHとに弁別する。各値域RL,RHのエコー値に対しては、異なる投影演算が行われる。各値域別の演算結果は演算結果統合回路54で合成されて、各ビームごとに1つの画素値が生成される。例えば、金属物体が生じるサイドローブ成分を含まないように値域RLを定めることにより、RLでの演算からサイドローブの虚像を有さない生体組織の像が生成され、一方、RHでの演算ではサイドローブより高エコーの金属物体の実像のみが現れるように投影演算を定める。
請求項(抜粋):
超音波を送受波して三次元領域内の複数のボクセルそれぞれのボクセル値となるエコーデータを取得する送受波手段と、前記三次元領域に向けて設定された複数の投影線上にそれぞれ並ぶボクセル列に対して当該投影線に沿って逐次的に投影演算を行って、超音波画像上での前記各投影線に対応する画素値を求める画素値演算手段とを有する超音波画像処理装置において、前記投影演算は、ボクセル値に関する所定の複数の値域別の複数の値域別投影演算からなり、前記画素値演算手段は、前記各投影線上の前記各ボクセルの前記ボクセル値が、前記複数の値域のいずれに属するかを判別する判別手段と、前記各投影線上の前記各ボクセルに対し、当該ボクセルが属する前記値域に対応する前記値域別投影演算を行う値域別投影演算手段と、を有することを特徴とする超音波画像処理装置。
Fターム (19件):
4C301EE04 ,  4C301EE13 ,  4C301FF21 ,  4C301JB23 ,  4C301JC14 ,  4C301KK17 ,  4C601EE02 ,  4C601EE11 ,  4C601FF11 ,  4C601JB34 ,  4C601JB35 ,  4C601JB36 ,  4C601JC15 ,  4C601JC20 ,  4C601JC21 ,  4C601JC25 ,  4C601JC26 ,  4C601KK21 ,  4C601KK22

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