特許
J-GLOBAL ID:200903060854570054

金属製圧延板材の残留応力分布測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-181450
公開番号(公開出願番号):特開平6-102107
出願日: 1993年07月22日
公開日(公表日): 1994年04月15日
要約:
【要約】【目的】 金属製圧延板材の残留応力分布を比較的短時間で且つ板厚方向の全体で測定できる金属製圧延板材の残留応力分布測定方法を提供する。【構成】 圧延板材10に圧延方向に延びる一定長さの複数本のスリット12を互いに平行にフォトエッチングにて形成する。スリット12の形成に基づいて各測定部14に発生する板厚方向の変位を測定部14の長手方向に沿ってレーザ変位計22により検出し、その変位に基づいて各測定部14の表面に沿った長さを算出する。その長さから各測定部14の上記変位の発生原因である伸びの率を算出し、その伸び率に基づいて各測定部14の残留応力をフックの法則から算出して残留応力分布を決定する。
請求項(抜粋):
金属製圧延板材の残留応力分布を測定する方法であって、前記金属製圧延板材の残留応力分布の測定場所において、圧延方向に延びる一定長さの複数本のスリットを互いに平行に形成するスリット形成工程と、前記スリットの形成により前記残留応力分布測定場所に形成された互いに平行な複数本の長手状の測定部に該スリットの形成に基づいて発生する板厚方向の変位を、該測定部の長手方向に沿ってそれぞれ検出する変位検出工程と、該変位検出工程により検出された前記測定部の板厚方向の変位に基づいて、該変位の発生原因である伸びの率をそれぞれ算出する伸び率算出工程と、該伸び率算出工程により算出された伸び率に基づいて、前記残留応力分布測定場所における残留応力分布を決定する残留応力分布決定工程とを含むことを特徴とする金属製圧延板材の残留応力分布測定方法。
IPC (2件):
G01L 1/00 ,  G01B 11/30

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