特許
J-GLOBAL ID:200903060861157430

無段変速装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-162227
公開番号(公開出願番号):特開平11-006554
出願日: 1997年06月19日
公開日(公表日): 1999年01月12日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 ベルト式またはトロイダル型の無段変速機構を用いつつ伝達トルクや伝達効率の向上を図り大型乗用車や大型トラック等にも適用し得るようにしてHMTの代替技術とする。【解決手段】 無段変速機構CVT に対し、一つの遊星歯車機構 4と、入力切換させるためのクラッチ機構CL1〜CL3とを設けて、遊星歯車機構に対し動力分担させる。低速域の第1モード及び高速域の第3モードでは、無段変速機構からの変速後の出力をCVT軸3 を介して太陽歯車S に対し、第1クラッチ機構CL1 及び第1変速歯車91,43 、または、第3クラッチ機構CL3 及び第2変速歯車92,44 を介して直結した入力軸1 からの入力をキャリアC に対しそれぞれ伝達させ、内歯歯車R から合成された動力を出力軸2 に対し伝達するようにし、低速域と高速域との間の中速域の第2モードでは、第2クラッチ機構CL2 を接続してCVT単独で変速して出力軸に対し伝達するようにした。
請求項(抜粋):
回転動力源に接続された入力軸(1)と、互いに同軸上に並列に配置された一つの遊星歯車機構(4)と、入力側が上記入力軸(1)に連結される一方、出力側が上記遊星歯車機構(4)の太陽歯車(S)と接続され、入力側及び出力側に共に接触して接触摩擦力により回転伝達を行なう伝達部材(33または33a)の接触点の回転半径を変更することにより入力側から出力側に対する回転伝達を無段階に変速する無段変速機構(CVTまたはTRT)と、上記遊星歯車機構(4)の内歯歯車(R)に対し一体に連結された出力軸(2)と、一端が上記遊星歯車機構(4)の太陽歯車(S)に一体に連結されて上記無段変速機構(CVTまたはTRT)の出力側の回転を上記太陽歯車(S)に伝達する伝達軸(3または3a)と、上記遊星歯車機構(4)の遊星歯車(E)に対し入力軸(1)からの回転動力を第1変速歯車(91,43)を介して断続切換可能に伝達する第1クラッチ機構(CL1)と、上記遊星歯車機構(4)の遊星歯車(E)に対し上記伝達軸(3または3a)の伝達回転力を断続切換可能に伝達する第2クラッチ機構(CL2)と、上記遊星歯車機構(4)の遊星歯車(E)に対し入力軸(1)からの回転動力を上記第1変速歯車(91,43)とは異なる第2変速歯車(92,44)を介して断続切換可能に伝達する第3クラッチ機構(CL3)とを備えていることを特徴とする無段変速装置。
FI (2件):
F16H 37/02 C ,  F16H 37/02 A

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