特許
J-GLOBAL ID:200903060862616721

掛止・施錠機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-299327
公開番号(公開出願番号):特開平5-133161
出願日: 1991年11月15日
公開日(公表日): 1993年05月28日
要約:
【要約】【目的】押し入れ終了時に、本体側のフックがケース側のピンに、かちりと掛止されるのがオペレータに確認でき、掛止,施錠の信頼性向上が図れる。【構成】掛止部が、回動されて開,閉の各位置を択一的にとるフックと;フックとの間に張設された連結バネの付勢力で回動され、初期,終端の各位置を択一的にとると共に、主レバーの回動をフックに伝える中間回動具と;を、被掛止部が、フックに対応するピンと;中間回動具との当接により変位し、その当接の解除で復帰するように付勢される被当接部と;を、中間回動具は、回動中心を通る第1半径上で、所定姿勢から一方向だけに付勢に抗して回転可能に結合され、主レバーと当接すべき第1当接レバーと;第2半径上で、同様に被当接部に係る第2当接レバーと;被当接部と当接すべき固定当接部と;を備える。
請求項(抜粋):
ケースに押し入れ可能な本体を、その押し入れ終了後に前記ケースに対して掛止,施錠する機構において、前記本体側に錠と掛止部とを、また前記ケース側に被掛止部をそれぞれ設け、前記錠は、差し込まれたキーにより回動されて開,閉の各位置をとる主レバーを備え、前記掛止部は、初期位置または終端位置を択一的にとる中間回動具と;この中間回動具の回動により、この中間回動具との間に張設された連結バネの付勢力を介して回動されて開位置または閉位置を択一的にとるフックと;を備え、前記被掛止部は、前記フックに対応する被掛止用ピンと;前記中間回動具との当接によって変位し、その当接の解除によって復帰するように付勢される被当接部と;を備え、前記中間回動具は、その回動中心を通る第1の半径上で、初期姿勢から一方向だけに付勢に抗して回転可能に結合され、前記主レバーと当接すべき第1の当接レバーと;同じくその第2の半径上で、初期姿勢から別方向だけに付勢に抗して回転可能に結合され、前記被掛止部の被当接部と当接すべき第2の当接レバーと;前記被掛止部の被当接部と当接すべき固定当接部と;を備え、前記錠に差し込まれた前記キーの正回転によって前記開位置をとる主レバーと、これによって前記終端位置をとる中間回動具と、前記連結バネの付勢力とを介して前記フックが開位置をとって前記ピンから外れ、前記本体の引き出し過程で、前記被掛止部の被当接部と第2当接部との当接により、前記フックが閉位置に戻り、前記本体の押し入れ終了時に前記フックが前記ピンに対して当接,変位の後に掛止され、前記錠に差し込まれた前記キーの逆回転により、前記主レバーが初期の閉位置に戻った後、このキーが抜き取られて施錠が終了する構成にしたことを特徴とする掛止・施錠機構。
IPC (3件):
E05G 1/04 ,  B65H 31/00 ,  G07D 9/00 408

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