特許
J-GLOBAL ID:200903060863702931

パイプ接続部品の製造方法およびケーシング構成部材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 日比 紀彦 ,  岸本 瑛之助 ,  渡邊 彰 ,  松村 直都
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-036864
公開番号(公開出願番号):特開2009-195912
出願日: 2008年02月19日
公開日(公表日): 2009年09月03日
要約:
【課題】流体の洩れを防止しうるケーシング構成部材の製造方法を提供する。【解決手段】この方法の第1工程は、接続部形成部16dと平坦部21とを有する第1中間加工品31をつくる。第2工程は、第1中間加工品31よりも接続部形成部16dの屈曲深さが大きく、平坦部21の幅が小さい第2中間加工品33をつくる。第3工程は、接続部形成部16とd、傾斜平坦部34と、幅狭平坦部35を有する第3中間加工品36をつくる。第4工程は、第3中間加工品36の傾斜平坦部34を斜め上方に押圧し、傾斜部平坦部35と接続部形成部16dの側壁との連接部に材料を集めて第4中間加工品37をつくる。第5工程は、第4中間加工品37の接続部形成部16dの側壁、傾斜平坦部34および幅狭平坦部35を上下から加圧し、接続部形成部16dの両側壁の開口端部にばり38が形成された第5中間加工品39をつくる。第6工程は、ばり38を除去してケーシング構成部材16をつくる。【選択図】図5
請求項(抜粋):
パイプの外周面の半部に密着する半筒状部と、半筒状部の両側縁に一体に形成されるとともに同一平面上に位置する平坦部とを有しており、かつ半筒状部の内周面と平坦部における半筒状部が開口した側を向いた面との間の連接部にエッジ部が形成されているパイプ接続部品を製造する方法であって、 最終形状の金属部品に対応する形状を有する2つの金型を用いて金属素板にプレス加工を施すことによって、半筒状部と、半筒状部の両側縁に一体に形成されるとともに同一平面上に位置する平坦部とを有しており、かつ半筒状部の内周面と平坦部における半筒状部が開口した側を向いた面との間の連接部に丸みが形成されている第1の中間加工品をつくる第1工程と、 第1中間加工品の平坦部を、半筒状部が開口した側に移動させるように変形させて、第1中間加工品に比べて半筒状部の屈曲深さが大きくなるとともに平坦部の幅が小さくなった第2の中間加工品をつくる第2工程と、 第2中間加工品の両平坦部における半筒状部側の部分を、半筒状部の両側壁に対して鋭角をなすとともに、両平坦部の外側部分と鈍角をなすように曲げることにより、半筒状部、半筒状部の両側壁に連なった傾斜平坦部部、および両傾斜平坦部の先端縁に連なり、かつ同一平面上に位置するとともに第2中間加工品の平坦部よりも幅狭となった幅狭平坦部を有する第3の中間加工品をつくる第3工程と、 第3中間加工品の幅狭平坦部の先端縁部を拘束した状態で、両傾斜平坦部を半筒状部の側壁側に向かって半筒状部の底部から離れる方向に押圧することにより、傾斜部平坦部と半筒状部の側壁との連接部に材料を集めて第4の中間加工品をつくる第4工程と、 第4中間加工品の半筒状部の側壁の開口側部分、傾斜平坦部および幅狭平坦部を上下から加圧することにより、最終形状の金属部品と同一深さの半筒状部と、半筒状部の両側壁に連なりかつ最終形状の金属部品と形状および寸法が同一である平坦部とを有するとともに、半筒状部の両側壁の開口端部に半筒状部の内方に突出したばりが形成された第5の中間加工品をつくる第5工程と、 第5中間加工品のばりを除去することにより、パイプの外周面の半部に密着する半筒状部と、半筒状部の両側縁に一体に形成されるとともに同一平面上に位置する平坦部とを有しており、かつ半筒状部の内周面と平坦部における半筒状部が開口した側を向いた面との間の連接部にエッジ部を形成する第6工程とを含むパイプ接続部品の製造方法。
IPC (1件):
B21D 21/00
FI (1件):
B21D21/00 Z
Fターム (4件):
5E322AA05 ,  5E322AA11 ,  5E322AB11 ,  5E322FA01
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 液冷式冷却板
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-360085   出願人:本田技研工業株式会社

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