特許
J-GLOBAL ID:200903060881835400

広帯域送受信アンテナ対及びそれを用いた無線システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (8件): 鈴江 武彦 ,  河野 哲 ,  中村 誠 ,  蔵田 昌俊 ,  峰 隆司 ,  福原 淑弘 ,  村松 貞男 ,  橋本 良郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-198222
公開番号(公開出願番号):特開2005-039396
出願日: 2003年07月17日
公開日(公表日): 2005年02月10日
要約:
【課題】本発明は、広帯域アンテナで発生する群遅延特性を補償可能とした広帯域送受信アンテナ対及びそれを用いた超広帯域無線システムを提供する。【解決手段】本発明の一態様によると、広帯域送信信号の高域周波数成分を相対的に低遅延特性の下で送信する部分と、前記広帯域送信信号の低域周波数成分を相対的に高遅延特性の下で送信する部分とを備えている広帯域送信または受信アンテナと、広帯域受信信号の高域周波数成分を相対的に高遅延特性の下で受信する部分と、前記広帯域送信信号の低域周波数成分を相対的に低遅延特性の下で受信する部分とを備えている広帯域受信または送信アンテナとを有し、前記広帯域送信または受信アンテナと前記広帯域受信または送信アンテナとが互いに相補的な遅延特性を有し、前記広帯域送信アンテナによって送信される前記広帯域送信信号に生じる歪みを前記広帯域受信アンテナによって受信される前記広帯域受信信号から相殺可能とする群遅延補償型広帯域送受信アンテナ対が提供される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
第1の給電点に接続される一端と開放他端との間に前記第1の給電点に給電される広帯域送信または受信信号を送信または受信可能とする所定の線路長で形成された第1の金属線路を有する広帯域アンテナであって、前記第1の金属線路は、前記広帯域送信または受信信号における所定の周波数成分に対して所定の遅延特性の下で送信または受信する線路部分と、前記所定の周波数成分から高域の周波数成分を前記所定の周波数成分の遅延特性よりも相対的に低い遅延特性の下で送信または受信する線路部分と、前記所定の周波数成分から低域の周波数成分を前記所定の周波数成分の遅延特性よりも相対的に高い遅延特性の下で送信または受信する線路部分とを備えている広帯域送信または受信アンテナと、 第2の給電点に接続される一端と開放他端との間に前記第2の給電点に給電される広帯域受信または送信信号を受信または送信可能とする所定の線路長で形成された第2の金属線路を有する広帯域アンテナであって、前記第2の金属線路は、前記広帯域受信または送信信号における所定の周波数成分に対して所定の遅延特性の下で受信または送信する線路部分と、前記所定の周波数成分から高域の周波数成分を前記所定の周波数成分の遅延特性よりも相対的に高い遅延特性の下で受信または送信する線路部分と、前記所定の周波数成分から低域の周波数成分を前記所定の周波数成分の遅延特性よりも相対的に低い遅延特性の下で受信または送信する線路部分とを備えている広帯域受信または送信アンテナとを具備し、 前記広帯域送信または受信アンテナと前記広帯域受信または送信アンテナとが互いに相補的な群遅延特性を有していることにより、前記広帯域送信アンテナによって送信される前記広帯域送信信号に生じる歪みを前記広帯域受信アンテナによって受信される前記広帯域受信信号から相殺可能とするように構成されていることを特徴とする群遅延補償型広帯域送受信アンテナ対。
IPC (2件):
H01Q11/04 ,  H04B1/38
FI (2件):
H01Q11/04 ,  H04B1/38
Fターム (4件):
5K011AA06 ,  5K011DA02 ,  5K011JA01 ,  5K011KA04

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