特許
J-GLOBAL ID:200903060885294616

モールドモータ製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 則近 憲佑
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-168590
公開番号(公開出願番号):特開平6-022513
出願日: 1991年07月10日
公開日(公表日): 1994年01月28日
要約:
【要約】【構成】 金型に設けるゲートの位置と形状を変更することで、モールド時のコイルの移動やコイルの変形露出,更にはゲート処理の容易なモールドモータを提供する。【効果】 金型に設けたゲートのコイル鉄心との相対位置が重要で、鉄心積厚の1/4のところで上型寄りのためにゲート11より射出されたプリミックスは上型上部空間Bに、下型下部空間Aより先に充てんする。このことからコイルは樹脂のために下型コアに押しつけられ、コイルは所定の位置にモールドされる。次にゲートが鉄心の積厚内に位置させていることから、樹脂はまず、鉄心にぶつかり運動エネルギーを減少させながら、モータのスラスト軸方向に向きを変える。この為にコイルエンド部7をモータの内径側に倒れこますことがなくなる。更にゲートをモータスラスト方向に長く、ラジアル方向に薄くしていることから先のコイルエンドの変形力も軽減し、モールドが完了後のゲートの切断をも容易にしている。
請求項(抜粋):
固定子鉄心にコイルを収納し、これといずれか一方のベアリングブラケットを一体にモールドしたモールドモータ製造方法に於いて、モールドする金型に設けたゲートの位置を、鉄心の積厚内とし、少なく共鉄心積厚長さの1/2より上側で上部端面間に配置したことを特徴とするモールドモータ製造方法。

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